園児 生活発表会・お遊戯会、元気な年中さんの劇!

1年の内で一番力の入る生活発表会。
そして劇発表!

園生活最後の年長さんの劇発表は失敗したくないし、こどもたちも保護者の方にも感動してほしい!
とにかく力が入ります。

でも年中さんも同じですよね。
この学年にしかできない経験をしてほしいし、こどもたちのいいところを最大限に生かしたい!
幼稚園・保育園・こども園の先生方はきっとそう思われると思います。

目次

「年中さんの発表会」成功させるためのポイント!

『その1』とにかく「元気さ!」を表現できるストーリーの劇を選ぶこと。

身体的にもしっかりしてきて運動量も多くなってきた年中さんです。
セリフや歌・ダンスを間違えないようにできるのを目標にするのではなく、いかに楽しく、自発的に声を出したりできるようにしたいものです。
そのための題材選びはとても重要です。

一言で「元気さを表現」といってもなかなか具体的にしていかないと難しいですね。

その前に、「元気さを表現」・・・表現・・よりも、とにかく元気すぎて元気すぎて困ってしまう!!・・くらいのこどもたち・クラスがありますよね。
そういうこどもたちには、せっかく実際に元気なんですから、その元気さを素直に出せる題材を選びましょう。
元気すぎる!・・・とってもいいことです、先生は大変な面もあるかもしれませんが。
劇発表くらい、ちょっと頑張って落ち着いて演技をしてほしい、と思われるかもしれませんが、代え難い「元気さ」は是非劇で思いっきり表現させてあげましょう。
まだまだ日常の保育だけでは力を持て余しているかもしれませんから。

そして、こどもたちが演じるわけですから、やはり体を使って表現できる物語が一番です。
心が元気、と言うのもありますが、体が元気であれば自ずと心も元気になってきます。
では体で表現するためには?・・・動きを伴う劇ですから、こどもたちが想像しやすく、動き的にも日常生活の中にあることでしたらすぐに表現できますよね。
すごく活動的でも「やまたのおろちをやっつける!」・・・すごくパワフルですが、表現に困ります(笑)
それより、山登りでお友達を引っ張っていく、とか走って森を駆け抜ける・・・などこどもが理解しやすいですね。

そして大切なのは、その元気さを表現するのが「こども」の役が主役だと一番リアルに表現できます。
こどもが感じたままこどもを演じるわけですから、とてもやりやすいはずです。

舞台人でも自分の年齢よりもぐっと離れた人の元気さを表現するのは難しいものです。
こどもがこどもの元気さを表現する、これが一番です。

そのために、まずはこどもたち自身が興味を持てる題材にしましょう。
劇のストーリーや役そのものにワクワクできること!
そうすると興味も湧いてスムーズに劇に入っていくことができます。

『その2』みんなと一緒になって協力し合える場面を作りましょう。

年少さんの時はまだみんなと一緒になってものを作ったり、一緒になって遊ぶ、と言うことができにくかったと思います。
でも年中さんになれば、一気にお友達と一緒に遊んだりできるようになりますよね。
すごい成長です。
せっかくそう言う成長があるのですから、劇のストーリーに「みんなと協力し合う」という場面を入れてみましょう。
練習中にこそ、その協力するという作業が必要となります。
ストーリーにもそのテーマがあると、ストーリーの中の役割と、劇の練習も協力しないとできない、ということが重なり、すごくいい体験になると思います。

舞台というのは本当にたくさんの人たちが協力してこそ出来上がるものです。
それは私自身が身を以て体験しているからこそわかることです。
原作から脚本を書いてくださるところから始まり、脚本家・演出家・演出助手・作曲家・作詞家・編曲家・演奏してくださる方々・衣裳デザイン・衣裳製作・衣装係・大道具デザイン・大道具製作・大道具さん・小道具デザイン・小道具製作・小道具さん・床山さん・音響さん・照明デザイン・照明さん・・・・・数限りがありません。
そこに劇場関係の方・楽屋関係の方・写真や映像の方・・・そして演者。
そんな方々がみんな一つのところに向いて一生懸命に自分の役割を果たしてこそ、舞台の成功があるのです。
演じる人はそのチームの中の同じ割合にいるだけです。
どうしても表に出るのが演じる人で目立ってしまいますが、舞台を作り上げるチームの一員にすぎません。

ただし、生活発表会の舞台はそんなにたくさんの人たちで構成されているわけではありませんよね。
考えたら、これだけのお仕事を先生方は一人でされているのですから!!
上記のようなことは一つの知識としてさらっと読んでくださっていたらいいですが、発表会の劇は「先生もこどもたち、みんなで協力し合うもの」という体感ができたら貴重な経験だと思います。

それにはストーリーや場面に「協力し合う」ということを入れるともっとダイレクトに、そして具体的にこどもたちにはわかってもらえるでしょう。
自分一人が今までの練習の時よりも上手にできたら、それは嬉しいことです。
みんなで頑張った!という体験は、貴重な経験です。
今後大きくなっていく上で、いろんなことをいろんな人々と協力し合える人になってほしいですものね。
そのための小さな一歩になると信じています。

(長崎県五島市の幼稚園 年中さんの劇「ヨーホー・宝さがし」山登りの場面です。)

『その3』一言でもいいから一人でセリフを言えるところを作ってあげましょう。

年少さんの時は劇そのものがまだわかっていなかったかもしれません。セリフもみんなで一緒に声を出して言えたと思いますが、年中さんになったら、一言でもいいから一人でセリフを言えるところを作ってあげましょう。
幼稚園・保育園・こども園、それぞれ園の方針がありますので、先生個人の希望が届かないところもあると思います。
PETIPAに相談された先生もありました。
「私としては一言でもいいので自分の声でセリフを言わせたいのですが、今までの慣習でどうしてもCDをかけてそれに合わせてジェスチャーだけをすることになってしまっているのです・・・」というお話でした。
もっともなことだと思います。
こどもたちは流れてくる音楽やセリフはすぐに覚えてしまっています。
だからそれに合わせて瞬間的にジェスチャーもできるでしょう。
しかし園の方針というものがあり、どうしようもない時があることもしばしばです。
その先生には「大きな発表会を改革するのは無理かもしれませんが、例えば、お部屋の中での遊びとして劇の一部部分を実際にやってみるというのはどうですか?それだったら気楽に楽しくできるでしょう?」と提案してみました。
先生はパッと目を輝かせて「やってみます!!」とおっしゃいました。

PETIPAは「一言でもいいので、自分の声でセリフを言いましょう。」ということを推奨しています。
それは単に、セリフを言って一人一人を目立たそう、というものではありません。
劇を通して、自立すること、頑張ること、などの成長をして欲しからです。
自分で、誰の後にセリフを言うか・どんな気持ちで言うのか・何を伝えたいのか・・・などを体感できるとてもいい体験だからです。それは自立の一歩のその前の一歩に繋がるからです。
年少の時から徐々に声を出すことをしていれば、年中さんになったら堂々と一人でセリフが言えていきます。
その成長は目を見張るものです。
自由にセリフを言える園であれば、強制せずに、楽しいセリフはどんどん言わせてあげましょう。
たくさんでなくて全然いいですよ!練習中に一人では恥ずかしかったりしたら何人かで言うところから始めてもいいですよ。そのうちに慣れてくるとできるようになります。無理せずにスタートしてください。

なぜ、劇をするの?

原点に立ち返りじゃあ、なぜ劇をするのでしょう?
人前で上手にセリフを言うため?
きちんとダンスやセリフ・歌を覚えるため?
誰よりもしっかり演技ができるのを見てもらうため?
・・・そうではないですよね!

いろんなお話・劇を通して、それをすることによって、そのあとの成長があるから・・・ですよね。
本番に間違わずにセリフを言うことが重要なことではありません。
「この劇をしましょう。」と決まった時から、元気に楽しみながら、発表会当日に向かって一生懸命に向かっていくことで、こどもたちは成長するはずです。
それだけ長い期間その劇に没頭するはずですから、こどもたちの成長を促す題材はとても大切なものだと思います。

年中さんで経験してほしいことって?

経験してほしいことはたくさんあるとは思いますが、やはり元気いっぱいの年中さんには「ともだち」というものの素晴らしさ!
ともだちと協力し合うこと!一人ではできなくても協力しあったら乗り越えられることがあること!

そしてその先には素晴らしい宝物「友情」というご褒美があること!
こういうことを体験・経験してほしいと考えています。

日常の園生活の中でもたくさん協力し合うことはあります。
でもこの大きな行事の「発表会の劇」をみんなで協力して作り上げること、
そしてその内容が「友情」であることは園児さんにとっても大切な経験になると考えます。

ひとくくりに友情といってもいろんな友情がありますが。
今からご紹介する「ヨーホー・たからさがし」はそれぞれ個性の違った海賊たちが力を合わせて宝を探していく、と言う冒険物のお話です。

ワクワク感たっぷりの冒険物「ヨーホー・たからさがし」

年長さんの題材としても、人気上昇中です!!

園生活は学年で区切られていることが多いですね。
もちろんそのあとの学校生活全般に当てはまることですが。
しかし、お勉強の進み具合とは少し違い、生活発表会の劇は学年によって当てはめるのではなく、こどもたちの個性に合わせることも大切です。
確かに幼児期の1年はとても大きい差が出ます。
しかし、3月末生まれの子と4月初め生まれの子では学年が違ってしまうのも、先生方はよくよく体感されていることでしょう。実際私の長男は3月25日生まれです。
同じ年中さんでも本当に違いますものね。

こどもたち一人一人に個性があるよう、学年やクラスにも個性があります。例えば「もう元気すぎるクラスなんです!」とか「やんちゃで明るくて元気で!」というクラスでしたら、年中・年長にかかわらず、その「元気」という個性を生かした劇をされることはとてもいいことです。
それは学年とかレベルの問題ではありません。
とにかく元気で明るい個性の年中さん・年長さんにはこの「ヨーホー・たからさがし」はうってつけです!
こどもたちの個性を活かした作品をしてあげると一気にやる気もアップしますし、役が生き生きとしてきますので、年中さん・年長さんにかかわらず、元気一杯の作品を探している先生はぜひこのストーリーをご覧くださいね。

友達が大切!!って実感できるストーリー!

まずは配役のご紹介

「ヨーホー・たからさがし」の配役はとても融通がきく配役です。

・ 海賊のキャプテン
・ 海賊のリン     ・ 海賊のルン
・ 海賊のレン     ・ 海賊のロン
・ 小人さん達
・ 人魚さん達

役としてはこれだけありますが、どの役もダブルキャスト・トリプルキャストにすることができます。
特にリン・ルン・レン・ロンの役はダブルにすると8人になりますし、どんどん変わっていくことが可能な場面作りになっていますから、まだまだ多くの園児さんがすることができます。
小人さんや人魚さんも何人にしても構わないようにできています。

反対に最近は園児数が少なくて困っているクラスもあるようです。
そんな時でも最低7人いればできますし、もっと少なくてもその場面に出ていないキャプテンが小人さんをしたり、2つの役をするように工夫することもできます。
もうひと案、海賊のキャプテンを担任の先生がすると・・・あと6人でできるわけです。
配役の融通は実際受け持っている先生がとてもよく工夫されるのでいろんなアイデアを生かして、クラスやこどもの個性に合わせて配役してください。

ではストーリーをご紹介していきます。
(画像は劇発表教材こども歌劇「ヨーホー・たからさがし」模範演技DVDより)

元気な海賊リン、ルン、レン、ロンはキャプテンから宝の地図をもらいます。キャプテンが言うには「4つ宝箱を集めたらお宝が手にはいる」そうです。お宝!・・・ワクワクしますよね!
4人はそのお宝を探しに元気に出発します。
でもあらゆる困難が出てくるのです・・・

まず、目の前に立ちはだかる大きな山!!それを乗り越えていかないと一つ目のお宝はゲットできません。
山登りは力持ちのリンがみんなを引っ張って乗り越えていくのです!
(挿し絵は劇発表教材こども歌劇「ヨーホー・たからさがし」読み聞かせ本より)

(絵は「ヨーホー・宝さがし」の読み聞かせ本から。写真は模範演技DVDより。)

こともたちはリレーバトンを使って一生懸命引っ張っていくところを演じています。

さて次の難関は目の前の谷です。
ふたつめの宝箱は谷の先です。。
この谷を渡らなければ宝箱をゲットできません!
どうしよう・・・でも身の軽いルンが先に渡って、谷に木を渡してみんなを助けます。

その次は、なんと小人さんのお家が宝箱になっているではありませんか!
この時活躍するのが手先の器用なレンです。
レンは宝箱をお家にしている小人さんに別のお家を作ってあげ、その代わりに宝箱を譲ってもらうことができました。

さあ、4つ目の試練は、出会った人魚さんが出すなぞなぞに答えたら宝箱をゲットできるのです。
みんな頭を抱え込んでしまいますが・・・
頭の良いイルカのロンは人魚が出すなぞなぞに次々と答えていきます。

さあ、これで4つの宝箱が手に入ったわけです!!
さて4つ集まった宝箱に入っていたのは?

クライマックスの感動の場面です!
一人ずつ宝箱を開けていきます・・・
なんと一人一人の宝箱には一文字ずつが入っているのです。
そしてその文字を4つ集めると!!
「と・も・だ・ち」
そう!友達こそがかけがえのない宝物なのです!

模範演技のダイジェスト動画をご覧ください!!

男の子でも女の子でもできるたくさんの役

ストーリーをお話ししてしまいましたが、4人の海賊たちはみんな個性的。
得意とするところが違います。
力がある子、身軽な子、手先の器用な子、考える力のある子、それぞれです。
一人一人が活躍できるように作ってありますし、あくまでも劇ですので動きも伴う演技やダンス仕立てにしてあり、テーマ曲も皆さんがご存知のイタリア歌曲の「フニクリフニクラ」にオリジナルの歌詞をつけています。
どんなに素敵な話でも、まずはこどもたちが喜んでくれないと楽しいものにはなっていきません。
その点この「ヨーホー・宝さがし」は冒険物です。

元気な年中さんにはぴったり、そして海賊役も小人さん役も男の子でも女の子でも演じられるように作ってあります。
登場人物も海賊4人の他、かっこいいキャプテン・可愛い小人さん、女の子が喜ぶ人魚、などなどたくさんの役がありますし、海賊4人はタイミングによってダブルキャストやトリプルキャストにもできます。

作者の谷口真実子が「ヨーホー・たからさがし」について熱く語っています。

脚本家の谷口真実子がこの作品に対する思い・先生やこどもたちに送るメッセージなどなど・・・中には模範演技撮影の時の苦労&失敗話まで!!を熱く語っています。
先生がテーマを持って劇の練習に臨と、練習中もブレないで進んでいくことができます。
最終的な仕上がりも随分と違ってきますよ。
作品の内容だけではなく、こどもの未来のため、そしてテーマである「ともだち」の大切さを作者自身の経験を元にお話ししていますので、楽しくご覧いただけると思います。
もう作品を上演された先生も、まだの先生もぜひご覧くださいね。
一つの物語に込められた思いを知ることによって、再びこどもたちとの接し方や練習・指導の仕方などの参考になると思います。

小道具作りは簡単に!そして効果的に!

幼稚園・保育園・こども園の先生の劇制作のお仕事の内、衣装作りや小道具作りって大変ですね。
「もっとこうしてあげたらかわいい!」「こどもたちが喜ぶからこんなのを作りたい!」そう思われるのも確かで、どんどんとグレードが上がっていったり手が込んでいったり・・・
でもこどものサイズに合わせると持てる小道具の大きさも限られてきて、作ってみると遠くからだとかえって見にくかったりすることがあります。
特に「ここぞ!!」という時にこそ効果的な小道具を出すと物語のクライマックスにより効果が出ます。
そこで、まず基本に戻りましょう。

小道具や衣装は「あくまでもこどもたちの演技を引き立たせるもの」です。

言わば「脇役」の小道具制作にすごい時間をかけたり労力をかけたりするのは、限られた時間の中ではもったいないことです。
それが絶大な効果を及ぼすのであれば致し方がないかもしれません。
でも何よりも、こどもたちの演技を引き立たせて、そしてこどもたちが喜んで使えるもの、それを持つことによって演技がより引き立ち、こどもたちが扱いを気にしなくてもいいものを作りましょう。
ではわかりやすく「ヨーホー・たからさがし」の中から例にとって説明します。

リン・ルン・レン・ロンが力を合わせて難関をくぐり抜け、最後の目標とした宝箱を集めました。
4つの宝箱の中には??・・・
クライマックスですね。
最初のリン君がゲットする一つ目の宝箱から順番に4つ目まで、やはり同じ形、大きさのものがいいですよね。
でもこれを箱型にするとリアル感はありますが、最後の「ともだち」が入っているところもしなくてはいけません。
そうすると箱が開けられて、中にちゃんとものが入れられるようにしなくてはいけないし・・・大切なことは一番盛り上がる場面で、テンポよく中のお宝を順番に出していかないといけませんん。
おまけにそのあと、さっと片付けてフィナーレに場面が移ります。

そこで、模範演技では画用紙に書いた宝箱、そしてその裏には「ともだち」の字が一字ずつかけるようにしました。
そうすると宝箱の中のお宝を出すのは画用紙の裏表ひっくり返すだけ!!
テンポよく演技ができます。
箱から出して、お宝を見せる時に開けた箱は?とか開け方は両手?片手?・・・などと考えずにできます。
そして客席にも「一番大切な伝えたいこと」がよく伝わります。
リアル感も大切ですが、そう言ってしまえば人魚が出てきてなぞなぞを出す方がリアル感がありませんよね(笑)

ちょっとしたコツで、先生も忙しい中にかなりの時間を費やすことなく、楽しく劇を作っていけるようになります。
効果も上がります。
中には目からウロコのような工夫がなされているところがあります。
「人魚さんの衣装」です。
これも作り方はとっても簡単ですが、動く尾っぽが本当に可愛く、こどもたちがびっくりするくらい喜びます。
この作りからは模範演技の後のレクチャーで詳しく説明していますのでぜひご覧くださいね。

「ヨーホー・たからさがし」のBGMの譜面も含め全ての譜面が揃いました。

こども歌劇の作品には全て楽譜も付いています。
もちろん「ヨーホー・たからさがし」にもテーマ曲やフィナーレの元気な曲の楽譜も付いています。
特にテーマ曲はみんながよく知っているイタリア大衆歌謡「フニクリフニクラ」にオリジナルの歌詞をつけたものですから、こどもたちもあっという間に歌えてしまいます。
フィナーレの曲もとても元気で歌いやすいメロディーです。

劇の進行で、リン・ルン・レン・ロン・がいろんな困難に出会い、それぞれが得意なことでその場を切り抜けていき、みんなで頑張る場面があります。山登りだったり、小人さんのお家を作ったり・・・。
4人それぞれの場面で頑張るところに流れる音楽が、クラシック音楽の「クシコスポスト」です。これを楽しく編曲したもので、今までその部分だけの譜面が付いていませんでしたが、この旅、場面転換のBGMの譜面が出来上がりました!
この作品の編曲をしてくださっているのは、大手音楽教室の講師であり、こどもたちのクラスも多く持っていらっしゃる作曲家の先生です。
このBGM曲もワクワク感たっぷりに仕上げてくださっていますし、何と言ってもピアノで難しくなく、そしてクオリティは保って作ってくださっています。
劇の指導というと、とてつもなくすることが多いので、先生自身がピアノの練習に必死になる・・・ということの無いようにしていますので、安心して使ってください!!

「ヨーホー・たからさがし」はこちらで購入できます。
そのほか劇発表教材全12作品・ダンス振付教材も充実です!

さて、ここからは実際に「ヨーホー・たからさがし」をされた先生方の体験談をお伝えしましょう。

劇をしたことによって子どもはこんなに成長する

実際に劇を上演してくださった園からのお声をご紹介

長崎県五島市の幼稚園様

練習中にあった嬉しい出来事!

2018年12月の生活発表会で年長さんが「ヨーホー・宝さがし」を演じました。
(年中さん〜年長さんまで幅広くできます。)
PETIPAが発表会のプロデュースをしていましたので、劇の指導に直接伺っていました。
その練習中のこと・・・
4人の海賊役は途中でダブルキャストにしていました。
ちょうどリンが力持ちでみんなを引っ張っていく場面。
一番最後にロン役のダウン症で発達障害のA君がいました。
とても活発で元気なA君はその場面を理解して山登りの場面を演じていましたが、床が滑って!すってんころりん!!
転んでしまったのです。
でもびっくりしたのはその時です。
転んだA君も手を繋いで山を必死で登っていくのを表現していたあと3人の海賊役のこどもたちも、誰一人繋いだ手を離さなかったのです!!
A君は転んだまま引きずられていきました!
指導していた先生も私たちも音を止められまいまま見守ってその場面は最後まで進行しました。

本番ではありませんでしたが、涙が出るほど感動したのです!
みんなが役になりきって、その場面に浸りきっていたのですから。
険しい山を登りきるのに、絶対にお互いの手を離さずに登らないと転げ落ちてしまいます。
その状況をリアルに体験していたのだと思います、それも全員が!
転んでいるA君は背中を丸めて引きずられていき、みんながものともぜずに引きずっていく様子が面白くて微笑ましいような、でも感動で心が震えました。
劇をすることの意味をこの時強く心に響きました。

兵庫県福知山市の保育園様

発表会がおわってしばらくしてからの感動
生活発表会で年中さんが「ヨーホー・宝さがし」をしました。
ご覧になった保護者の方も最後には感動の涙だったようです。
こどもたちもこの作品をとても気に入っていたと先生から伺っていました。

それからしばらくして・・・
クラスの女の子2人が激しい喧嘩をしたそうです。
かなりの喧嘩だったので先生も中に入っていたそうですが、少したってからその一人の女の子が
「B子ちゃんを許してあげるよ!これから仲良くする!」と先生と相手の女の子に言ったそうです。
先生が「どうして許してあげる気持ちになったの?」と尋ねたところ・・・
「この間したヨーホーの劇でともだちは大切!宝物!ってみんなでしたから。だから仲良くする」と答えてくれたそうです。
このお話を直接その先生からお聞きしたときは、本当に嬉しかったです!!
劇をしてしばらくしてからでもこどもたちの心の中に、一番大切なことがしっかりと根付いていることに感動したのです。
ただセリフを上手に言う、間違えないで演じる・・・そう言う事柄ではなく、冒頭に書いたように「劇」をすることによって子どもたちが成長してくれることこそに意味があると信じています。

自分を認められると嬉しい!!

私の3人の子どものうちの次男のエピソードです。
(とても個人的なことですが、一つのエピソードとして読んでくださいね。)

次男は年少から幼稚園に入りました。
長男が3月生まれということもあり年中から入園し、年長の時に私が役員になりました。役員のお仕事の時は次男も連れて園に行っていました。
次男は幼稚園が大好きで喜んで一緒についてきてくれていました。
役員の仕事が終わり椅子を片付けるときも、すでに椅子の片付ける場所まで次男は知っている・・・なんてこともありました。
次男は早く入園させた方がいいだろうと、5月生まれだったこともあって年少から入園しました。
一年経ち元気に年中さんになった次男ですが・・・どうも年中さんになりしばらくした頃、なんだか元気のないことに気がつきました。
元気すぎるくらいの次男が本当に元気がないのです。
園に送りに行った後、少しだけ様子を見ていたところ・・・
先生が「K君(次男です)、K君は一人でできるからちょっとシールを貼ったら一人で着替えててね〜」とおっしゃってるのです。
次男は一人でさっさと着替えをしてポツンとしていました。
それで気がついたのです。
先生は年中から入園するこどもがたくさんで手を取られて、年少から入って慣れている次男には「お願い、ちょっと一人でしてね。」ということだったのです。
無理もありません。
当たり前のことですよね。
でもそれが次男にとってはほっておかれてる毎日に感じてとても寂しく思っていたのでしょう。
元気で怪我もよくするし、注意もされることもありましたが、基本人懐っこく人が大好きです。
先生の忙しいことなどわからない次男は突然構ってもらえなくて、しょんぼりしていたのでしょう。

先生にはちょっとお願いして、次男にも声をかけてもらうようにしたところ、俄然元どおりの元気な子に復活したのです。

よくあるお話ではあると思いますが、どうしてもできる子にはちょっと一人でしてもらわないと・・・そうなりますが、きっと声をかけてもらったこととは
『個人を認める』ということになるのでしょうね。
自分の存在を認めてもらえるとやはり嬉しいんでしょうね。

これはよくあるエピソードではありますが、自分のこどものことでしたからよく感覚を覚えています。

劇の中でいろんな役があります。
でも不必要な役なんて絶対にありません。
「この役はここに絶対必要である。」「あなたがここにいることが必要です。」ということなんです。
誰が欠けても劇は出来上がりません。
みんなで協力するということは、一人一人が必要だからです。
その一人一人が協力しあってこそ・・・ということです。

こどもにとってそんな難しいことはわからなくて当然ですが、先生ができている子も、まだ頑張らないといけない子も、「みんなが必要」「一つのことを成し遂げるには一人一人が必要」というのをこの劇を通して指導していただけたら素晴らしい劇の体験になると思います。

友情・協力・信頼を体感してほしい。

この「ヨーホー・宝さがし」は子どもたちが無理なく理解できる「友情」「協力」「信頼」をベースに作り上げています。
そして元気な年中さんにはぴったりの冒険物です。
もちろん年長さんにも大人気です。

宝物を元気にさがしていくところもマーチ風にしてあったり、小人さんのお家を作るところはダンス風に振り付けてミニミニミュージカルになっています。

模範演技のDVDには演技・演出レクチャーも入っています。

卒園児さんにエールを送る作品をご紹介しましょう。

幼稚園・保育園・こども園生活の最後を飾る発表会。
年長さんの劇発表は感動の作品をしたいものです。
こどもが喜び、保護者の方も感動!!
ぜひこちらをご覧ください!

卒園児さんに向けて書かれた感動の作品!
「夢の色ってどんな色?」です。
幼稚園・保育園・こども園を巣立っていく年長さんに向けて「夢を持って、自信を持って歩いて行こう!」というテーマを持って書かれています。今のこの時代、夢を持つことの大切さを劇を通して感じ取ってくれる素敵なお話です。
とても詳しくストーリーなどをアップしています。写真もいっぱいです。
こちらをクリックしてください。

「夢の色ってどんな色?」の模範演技ダイジェスト動画です。

こども歌劇人気3作品の特長や内容の比較

生活発表会の劇を決める時はいろんな事を考えられると思います。

クラスの人数・男女比・時間・・・そしてテーマ少し前はとにかく配役が多い劇を求められる先生が多かったのですが、最近は「少人数でもできますか?」というお問い合わせも多くなってきました。音楽や歌の多い劇が欲しいという先生、練習時間があまり取れないのでなるべく知っている曲があったほうがいいという先生、様々です。                

その中でも「クラスのこどもたちにぴったりの作品」を探されている先生は多いですね。                

元気すぎるクラスや少しおとなし目のクラス・・・など個人的にもクラス的にも個性があるものです。なるべくならその個性を生かしてあげて欲しいものです。

「何と言っても年長さんの劇は成功させたい!!」

これはどの先生も一番に望まれる事です。

PETIPAのこども歌劇の年長さん向け作品の中の人気3作品を比較してみました。

(「ヨーホー・たからさがし」と「はじめてのありがとう」は年中さんでもできます。)                

どの作品も本当に感動する物語です。                                       

しかし根底にある教育的テーマが違います。                                    

どの作品にするか・・・迷う!・・・これもいいかな?・・・う~ん・・・という先生、ぜひこちらを参考にしてください。

そしてすでに「ヨーホー・たからさがし」を上演された先生、他の2作品も素晴らしいものです。比較表をご覧になって次の劇はどれにするか・・・考えてくださいね。

「年長さんならではのかっこいいダンス!」を成功させるためのポイントを詳しく説明しています。
こちらをご覧くださいね。

劇発表教材もダンス振付教材も充実しています。
運動会・発表会に即役立ちます!

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