生活発表会 男の子が多いクラスにおすすめの劇題材

こども歌劇「さんにんの王子」のタイトル画像

幼稚園・保育園の先生にとって生活発表会やお遊戯会の劇題材を探すのは大変なことだと思います。
それが年長さん向けともなると力も入りますよね。
でもクラスのこども達の人数や男女比、個性、などを考えると・・・ピッタリとくる題材にすぐには出会わないかもしれません。
そして大事なのが「テーマ」です。
物語の根底にあるテーマはとても大切です。
年長さん向けに「夢」「友情」「思いやり」「みんなで仲良く」・・・などを教育的テーマにした物語をたくさん書き下ろしているPETIPAですが、このページでは年長さん向けに「強さとは優しさ」というテーマでのお話「さんにんの王子」を丁寧にご紹介します。

目次

劇のテーマ「強さとは優しさ」とは?

こども達にとっての「強さ」や「優しさ」

私も3人のこどもを持つ親ですので(もうみんな成人していますが)幼稚園の頃の元気であるがゆえのヤンチャだったり、軽いケンカなどは経験があります。
まだ小さいこどもにとって「強さ」というのはどんなことでしょう?
例えば、転んでちょっと擦りむいた時などに、すぐに泣かないで我慢する、とか・・・
運動していて、しんどくなっても頑張って続けていく、とか・・・
何かで失敗してもへこたれずに何度もチャレンジする・・・などでしょうか。
実際に喧嘩をして取っ組み合いになり・・・などということはもうそんなにあることではないように思いますね。

「優しさ」はどうでしょう?
こちらの方がこども達は案外わかりやすいかもしれません。
困っているお友達を手伝ったり、教えてあげたり、一緒に何かをしたりすることも優しさですよね。
植物や動物に対しても手をかけて育てていくのには優しい気持ちがないと出来ないことです。

大人になって「強いということは優しいこと」ということは深いことで、自分のことだけではなく、身の回りに起こったことや社会のいろんな事、そしてドラマや映画、本の中でも感じられることではあります。
これは小さいこども達にとって難しいんじゃないかしら?・・・
と思われるかもしれませんが、あえて小さい時だからこそ体感できると思うのです。

劇を通して体感してほしい!

劇を通してこども達が成長する!
これこそが劇をする意義だと信じています。
PETIPAはだからこそ劇教材にはきちんとテーマを持たせています。
先程からお話している「強いということは優しいこと」を年長さんだったら劇を通して十分理解できるようにお話を作っています。
年長さん向け「さんにんの王子」は3人の王子がそれぞれ違う武器を持っています。
武器とは戦う道具であり、対する人に勝つための道具です。
でも困っている人のために「武器を武器として使わず」に人を助けていくのです。
その優しい気持ちが、つまりは「本当の強さである」というお話になっていきます。
今から詳しく説明していきますので、ぜひゆっくりご覧ください。

年長さん向け劇「さんにんの王子」は凛々しく、そして優しく!

配役のご紹介です。

王様   1、2
女王様  1、2
パレット王 
パレット女王

オーキッド王子
ネイビー王子
ラベンダー王子

娘(キャンパス国プリンセス)
家来

こども(フレーム国王子)
娘(フレーム国プリンセス)

影 1、2、3
ブラックシャドウ

娘(パネル国プリンセス)

ナレーション

*王様や女王様、家来、影などは何人でも増やすことも減らすこともできます。
 一人一役と決めずに出られるところはいろんな役になって登場するとこども達は飽きないで舞台に出ることができます。

ストーリーをご紹介します。

今からのストーリーの写真は、劇発表教材こども歌劇セットの「さんにんの王子」の模範演技DVDの中からピックアップした写真でご紹介します。

今日はパレット王国の建国記念日です。
パレット国の王様には3人の王子がいました。

模範演技より、オープニングの3人の王子がそれぞれの武器を持って歌っているところ。
(以下模範演技DVDからの写真です。)
王様が「強さには色々あるのだ」と王子達に言っているところの写真

3人の王子達はもっと強くなるために旅に出ます。

3人の王子が旅立つ場面で歌っているところの写真

王子たちは森をぬけ、湖を渡り、山を越え旅をしました。
ある日のこと、森を行くと、娘が倒れていました。

森の中で倒れている娘と3人の王子の写真
オーキッド王子が弓矢を持って人を助けようとしているところの写真
オーキッド王子が弓矢を燃やして娘を暖かくして助けているところの写真

プリンセスと別れ、さんにんが山を歩いていると、子どものなく声が聞こえてきました。

こどもが3人の王子に助けを求めているところの模範演技の写真
ネイビー王子が槍で岩を壊そうとしているところの写真

ネイビー王子は、大切な槍で岩をつき始めました。槍の先は折れ、刃がボロボロになってもなんども同じところをつきました。

ネイピー王子が槍で岩を壊して娘を助け出したところの写真

プリンセスと別れ再び旅をしていると・・・影が追ってきました!

影が娘を追ってきて襲おうとしているところの写真
影達のダンス場面の模範演技の写真

ここで影の王者ブラックシャドウの登場です!
悪者として登場しますが、ダークヒーローのようなかっこよさです。

ブラックシャドウの登場場面の写真
娘を助けるためにラベンダー王子が決意しているところの写真

オーキッド王子もネイビー王子ももう武器がありません。
ラベンダー王子は一人で立ち向かいます!

ラベンダー王子とブラックシャドウの一騎打ちの場面の写真

ラベンダー王子が剣を振るうと、ブラック・シャドウの剣が折れてしまいます。               
ブラック・シャドウはがっくりと膝をつき、自分の負けを認めます。

ブラックシャドウが負け、ラベンダー王子が許しているところの写真

武器を武器として使わずに人を助けたり、剣でも人を傷つけずにその人を許した王子達。

娘を助け、今からポレット王国に帰ろうとしている3人の王子と娘の写真

強くなるために旅に出た王子達は「本当の強さ」を見つけたようです。

パレット王国に帰った3人の王子と王様、女王様の写真

武器を持たないで、強くなったという王子達を見て、王様はニコニコと微笑んでいました。
さあ、ここから華やかなフィナーレです。
登場した全員が出てテーマ曲を力強く、華やかに歌い上げます!

フィナーレ、登場人物全員での華やかのフィナーレの模範演技の写真

PETIPAのこども歌劇セット「さんにんの王子」はこちらでご購入できます。

PETIPAの教材に似せた商品にご注意ください!
PETIPAの教材はこちらの公式オンラインショップでしか販売しておりません。
他のサイトでの販売は無許可の商品です。
被害にあわれた方もいらっしゃいますので、ご注意ください。

PETIPA公式オンラインショップのバナー

「さんにんの王子」のダイジェスト動画です。

年長さん向けこども歌劇「さんにんの王子」のダイジェスト動画が出来上がりました。
セリフも音楽も入り、とてもわかりやすい短い動画です。
これを見ればストーリーもイメージもよく理解できますのでぜひご覧くださいね!
     ⬇︎

劇「さんにんの王子」の特長

クラシック音楽をアレンジしています。

ストーリーをご覧になればきっと雰囲気も伝わったかと思います。
登場人物が、王様、女王様、王子、プリンセス・・・と華やかな配役です。
ですからテーマ曲や場面転換の曲もクラシック音楽をアレンジしています。
もちろんこども達が歌いやすいように、音域も調整していますし、伴奏もピアノでも弾きやすいようにしています。
クラシック音楽を使うことによって、格調高く気品溢れた雰囲気を出せますし、歌いやすいクラシック音楽を選んでいますのであまり難しいメロディーではありません。
生活発表会でも大きな舞台を借りて上演する園もあるかと思いますが、そんな時にもピッタリです!

悪役がかっこいい!!

いろんな場面で武器を武器として使わずに人を助けてきた王子達の前に最後の強敵ブラックシャドウが現れます。
幼稚園や保育園で劇をされるときに、一つネックになるのが「悪役をどうするか?」だと思います。
昔話や童話でも鬼や悪役は出てきます。
正義を知るためには悪が登場しないといけないわけですから・・。
しかし1年に1度の発表会で悪役をさせるのは・・・と悩まれるのもよくわかります。
でもここで登場するブラックシャドウは最初は悪役として登場しますが、最後にはいい人になりますし、何と言ってもかっこいいのです!!
今は昔と違ってきているのは、TVドラマでも映画でもダークヒーローに人気が出てきています。
このブラックシャドウもこども達には大人気です!
劇の配役で、悪役のみの登場であればちょっとそのこどもはかわいそうかもしれません。
でも他の場面で主役や他の役をしていて複数の役の中に悪役として登場するのはいいのではないでしょうか?
少々こどもが忙しくてもたくさんの役をしている方がいいと思います。
ブラックシャドウの他にも影としてたくさん出てくれる方が迫力があるのですから、マントを羽織るだけにするとかの工夫をして、今まで他の役をしていたこども達も出てくれるととてもいい場面になると思います。

その他の劇でもいろんなタイプの悪い役が出てきます。
演出次第で面白い悪役になったり、鬼役は登場しないでも鬼の場面はできたり・・・
目からウロコの考え方、演出がありますのでこちらを参考にしてみてくださいね。
      ⬇︎

「悪役をどうする?」というバナー

PETIPAは 劇指導・教材のサポートをしています。

「劇指導サポート動画」で自信を持って指導できます。

劇題材も決まり、いよいよ練習・・・となった時に、いろいろな問題や演技・演出のことで迷ったりしませんか?
そんな時にこの「劇指導サポート動画」を見て自信を持って楽しく練習してほしいと思っています。
PETIPAの代表桐生は元宝塚歌劇団、こども歌劇作者の谷口真実子(まみっち)は現役の舞台人です。
この舞台のプロがセリフの言い方・演技の練習法・演出のポイントなどを動画で丁寧に解説します。
ご覧になったらきっと「劇をやってよかった!」「劇ってこんなに楽しんだ!」と思っていただけるに違いありません。
短い動画ですので気軽にご覧ください。
     ⬇️

「劇指導サポート動画」のバナー

Instagramでもお役立ち情報を発信しています。

PETIPAはインスタでも情報を発信しています。
劇発表教材はインスタから直接詳しい情報を見ることができるようになりました。
ぜひフォローをしてくださいね!!
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感動を呼ぶ劇はまだまだたくさんあります!

「こども歌劇セット」の内容をご紹介します。

「こども歌劇」は元宝塚歌劇団 桐生のぼる代表の株式会社PETIPA(プチパ)が制作したオリジナル劇発表教材です。
そしてPETIPAの劇発表教材は全て「こども歌劇セット」になっています。
セット内容は「読み聞かせ本&脚本・模範演技&演技演出指導法収録DVD・歌&音楽収録CD・楽譜」全てがセットになっています。このセットさえあれば劇の指導の即入ることができます!

「こども歌劇セット」の内容を短い動画でわかりやすく説明していますのでぜひご覧ください!
とってもよくわかりますよ!
      ⬇︎

全国で人気No.1 年長さん向け「夢の色ってどんな色?」

園生活最後の年長さんの劇発表はやはり成功させたいですよね!
先生方はその願いを込めて一生懸命劇の題材を探していらっしゃいます。
全国で「夢」をテーマにした「夢の色ってどんな色?」が爆発的に人気です!
これは卒園児さんに向けて書き下ろされた感動のオリジナル作品です。
根底には「夢を持ち自信を持って歩いていこう!」という教育的テーマがあり、個性を大切に、元気に明るく夢を持って廃ってほしい、という願いを込めています。

ストーリーは・・・
場所は妖精学校。
卒業を目の前に控えた妖精達。
卒業試験の問題が出されます。
その問題とは・・・「夢の色ってどんな色?」なのです。
さあ、この難しい問題を解くために、妖精達は旅に出ます・・・。

こちらに詳しい内容や模範演技の写真、実際に上演されたこども達の写真もアップしています。
動画もありますのでぜひご覧ください。
年長さんの劇発表を絶対に成功させるコツも!
     ⬇︎

「夢の色ってどんな色?」のバナー

全国で人気No.2「友情」がテーマの「ヨーホー・たからさがし」

劇のテーマは「友情」です。
「ヨーホー・たからさがし」は個性の違った子供の海賊達が主役です。
元気な4人の海賊達が力を合わせて宝探しです!
みんな大好きなワクワク感たっぷりの冒険ストーリーです。
年中〜年長さん向けです。
クラスの個性に合わせて、元気一杯!というクラスにはピッタリです。

ストーリーは・・・
元気なこどもの海賊リン、ルン、レン、ロンはキャプテンから宝の地図をもらいます。
キャプテンから「4つ宝箱を集めたらお宝が手にはいる」と聞きました。
お宝!・・・4人はそのお宝を探しに元気に出発します。
宝探しのいろんな場面であらゆる困難が出てきて・・・
ようやく力を合わせてGETした4つの宝箱から出てきたお宝とは???
こちらをご覧ください。
ストーリーも丁寧に説明していますよ。作者が語る・・・という動画も感動で
大人気です。
      ⬇︎

「ヨーホー・たからさがし」のバナー

全国で人気No.3 ほっこり優しい「はじめてのありがとう」

教育的テーマは「思いやりの気持ち」「感謝の気持ち」です。
劇を通して感謝の気持ちを体験できる、ほっこり優しい物語です。

ストーリーは・・・
村の超いたずらっ子の3人組、いたずらがすぎて女神様に動物に変えられてしまいました!
どうしよう!・・・そんなときにお腹が空きすぎて倒れてしまう旅人や迷子になったこども、悲しんでいるおじいさんなどに出会います・・・
人のためになることをしたときに言われる「ありがとう」という言葉。
ありがとうと言われた時のなんとも言えない気持ち、幸福感。
劇を通してそんな優しい気持ちを育みます。
こちらをぜひご覧くださいね。
    ⬇︎

こども歌劇「はじめてのありがとう」のバナー

「みんな仲良く」がテーマの「ちょうちょのあまやどり」

テーマは「外見や偏見にとらわれず、仲間はずれや意地悪をしないでみんな仲良く」です。

ストーリーは・・・
白と黄色のちょうちょが結婚式を挙げましたが、まだ住むところが決まっていません。
そこに迷子のテントウムシ君が現れます。
すると突然の雨!3匹は雨宿りができるところを探します。
まずは白いお花のところに・・・
でも白色以外の人はダメと言われてしまいます。
黄色・赤色のお花のところも、みんな同じです。
雨は強くなり、そこへこわいカラスもやってきてしまいます!!
3匹はどうなるのでしょう?
詳しくはこちらをご覧ください。
     ⬇︎

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音楽で心豊かに!「さんにんのプリンセス」

テーマは「芸術(音楽)で心豊かに。個性を活かし、力を合わせて一つのことを作り上げる素晴らしさ」です。

ストーリーは・・・
仲の悪い3つの国は国の間にある湖を我が国もものにしようと思っていました。
3つの国には可愛いプリンセスがいて、それぞれ歌・ダンス.バイオリンの特技を持っていました。
それぞれの国の大臣や女官長は悪いことを企ててるのですが・・・
プリンセス達は自分の個性を生かして、戦いをしずめ、平和な国々にしようと力を合わせます。
女の子の永遠の夢「プリンセス」
女の子全員がプリンセスを演じるようにできています。
もちろん男の子にも大人気の大臣や王様があります。
詳しくはこちらをご覧ください。
      ⬇︎

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こども歌劇人気No.1~No.3の3作品の比較

こども歌劇の人気No.1~No.3の3作品は、「夢の色ってどんな色?」、「ヨーホー・たからさがし」、「はじめてのありがとう」ですが、どれも良さそう!興味があるけど、どれを選んだらいいかしら?と迷われる方もいらっしゃるでしょう。そんな方に、人気3作品の比較をわかりやすく表にして説明しています。
クラスの人数・男女比・時間・テーマ・配役の多さ、少なさ・音楽・上演時間などもきちんと書いてありますのでぜひこちらをご覧くださいね。
      ⬇︎

あなたのクラスにおすすめの劇が見つかるWeb診断

生活発表会やお遊戯会の劇を決めるにあたってとても悩んでしまう・・・と言うことをよく聞きます。
ストーリーが気に入っても、実際のところ、受け持っているクラスの人数や男女比、こども達の個性、他のクラスとのバランス・・・・などを考慮に入れると、劇題材を決めることはなかなか難しいことですね。
迷いに迷ってわけがわからなくなってしまう・・・そんなこともあるかもしれません。
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私達は幼稚園・保育園の先生、そしてこども達に「本物」をお届けし、その先に感動と笑顔が広がるようにと心を込めて制作しています。
PETIPAの教材は全て、舞台芸術の世界の人間で制作し、宝塚歌劇団時代に培ってきた技術と精神をぎっしり詰め込んでいます。
内容・見栄え・楽しさには自信を持っています。
大量生産はしていません。
代理店販売も市販も全くしていません。
制作から販売まで全て私たちの手から・・・。
だからこそ「先生やこども達に本物を届ける!」ことができるのです。

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