幼稚園・保育園の
研修・講演ならPETIPA

春、入園式、ワクワクで園に通って欲しいですよね。
生まれてまだ2〜3年にしかならないこどもたちにとって、幼稚園・保育園・こども園に通い出す・・・その生活の変化だけでもとてつもない変化です!
私も3人のこどもがいますので、園に通い出す頃を思い出すと、先生方はどんなに大変だったのだろう!・・・と思います。
親にとって、こどもが「園に行きたい!」「園が楽しい!」と言ってくれることが一番嬉しいことです。
私のこどもたちは全員毎日毎日「幼稚園が楽しい!」と言って通ってくれました。
どんなに大人になってもその時の笑顔は忘れていません。
本当に園長先生はじめ、幼稚園の先生方には感謝しかありません。
だからこそ、こどもの笑顔のために、先生にも毎日笑顔になって欲しい!!・・・そう思っています。
私たちにできる「ダンス・劇の分野」でぜひ先生とこどもたちみんなが「楽しくてしょうがない!」という活動を発信したいと思っています。
やっぱり「かわいいダンス」を踊らせてあげたい!

先生は特に小さい園児さんには一番に「かわいい!」と思って見てもらえるダンスを踊らせてあげたい、と思われることでしょう。
それは全くその通りですね!
ではどんなダンスだったら「かわいい!」と思うのでしょうか?
・・・それは・・・どんなダンスでもどんなお遊戯でも全てかわいいのです!
本当に小さいこどもが踊っているだけ・ピョンピョンしてるだけで無条件に可愛いのです!
当たり前のことなのですが。
じゃあなにを踊らせてもOKでしょうか?
・・・それは、そうなんですが・・・
大切なのは、こどもたちが「楽しい!!」「これ好き!」と心から思っているかどうか・・・なのです。
そう!キーワードは「こどもたちが楽しい!と思うこと」ですね。
思ったままが正直に出てしまう年齢です。
そんなに楽しくないダンスでは、動いてはくれますが、発散するものが違うはずです。
ずっと楽しいと思ってダンスを踊っている毎日か、そうでないか、で園に通うことが楽しいか楽しくないか、につながっていきます。
ではこどもたちが心から楽しいと思えるダンスはどんなダンスなのでしょうか?
小さい園児さんが「楽しい!」と思う3つのポイント
とても昔のことですが、しっかり覚えている光景があります。
こどもが生まれて間もない赤ちゃんの頃・・・機嫌よく手足を動かしています・・・
よく見ていると、赤ちゃんは動く自分の手を不思議そうに見ているのです。
自分の手なのに、動いているもの・・・不思議そうに見ています。
「何だろうこれ?」って感じでしょうか。
きっと面白いんでしょうね、まだ自分の意思通りに動かない手はまるで他の生き物のように見えるんでしょうか。
これは3人とも同じような光景を必ず見ました。
何だかとても面白く、よく眺めていたのを覚えています。
赤ちゃんのこの光景の延長も少しあるかもしれません。
まだ小さいこどもは自分の意思で自分の手や足などを操るのが難しいのでしょうね。
ですから小さい園児さんにとって、自分の体が動いて「ワァー楽しい!」と思える瞬間があるととても楽しいのではないのでしょうか?
まだまだ生まれて少ししかたたないこどもたちです。
年中さんくらいになると随分と理解力もつき、先生の説明も聞けますが、まだ2歳児〜年少さんだと、とにかく「今が楽しい!」・・・まずはここからスタートですよね。
ちょっとしたことで園がつまらなくなってしまうのはとても残念なことです。
日頃お部屋で遊ぶこと、体を動かすこと、歌うこと・・・たくさんありますが、その中で体を動かして音楽に合わせてダンスすることが楽しいと、こどもたちは生き生きと活発になります。
お部屋や園庭でダンスをすることが嬉しくなると、当然園に通うことが大好きになりますよね。
そのために今から少しずつ説明しながらポイントを抑えていきましょう!
その1
体を動かして楽しい!

今から成長する生命力いっぱいのこどもたちです。
絶対に体を動かすことは根本的に好きなはずです。
ただ、まだ小さい園児さんにとって、動き方を強制されたり、決められた通りに動くように言われると無理なことが多いものです。
体全体を使おうとしても元々が小さいのですからそれにも限界がありますよね。
かわいい振りをさせたいために、手踊り(屈伸などを使わずに手だけを使って踊ること)だけになってしまうと体力も使いません。
手をいっぱいに広げて大きくなる前には、しゃがんでしまうくらいにうんと小さくなるように、振り幅が大きくなるような振付にしてあげましょう。
それを何度か繰り返します。
体が大きく使えることを覚えこんでしまえるようにするととてもいいですね。
ここで注意です。
必ず先生自身が大きく動くことです!
小さくなるところはこどもよりも小さくなる勢いで小さくなりましょう。
こども目線で見ると先生はとても大きいのです。
普通に立っているとして、こどものまっすぐな目線は、先生のおへそのあたり?くらいかもしれませんね、もちろん先生の身長にもよりますが。
先生が少し膝を曲げてしゃがんでも先生の目とこどもの目線が一緒くらいになるまでは低くなれません。
そうするとこどもから見ると、こどもたちから見るとさほどでもなかったりします。
では先生が、思いっきり小さくなるとしましょう。
しゃがみきって、頭を地面に近づけるくらいに小さくなると・・・こどもの目線より先生の目線は下になります。
そうすると、こどもたちは「すごーく小さくなった!」という印象を目からの情報でしっかりと受け止めます。
確かに先生は大変です。体力も使います。
実際に全国の園様に研修に行って感じることの一つに、先生の身長が少し影響しているな、ということもあります。
身長の高めの先生はこどもとの差がとてもあるので「小さくなろうね!」という時にかなり頑張って小さくなっていらっしゃいます。
しかし、かなり小柄な先生はこどもたちと目線が近い分、すぐにコミュニケーションがとりやすくなれる代わりに「小さくなろうね!」という時は、ほんの少し膝を曲げるとこどもと同じ目線になるので案外小さくなられていない場合がありました。
そうするとこどもたちは先生と同じようにほんの少し膝を曲げる動きになっていました。
おかしなものですね。
これは無意識のことですので仕方がありません。
でもこの記事を読まれた先生は、ほんの少し意識してみてください。
確かに体力的には大変です!
こどもは少々しゃがんで立っての繰り返しを何度してもそんなに疲れはしません。
返ってテンションが上がって何度でもしたがります(笑)
それがいいのです。
先生も、こういう運動を毎日できる仕事ってそうそうありませんから幸せだと思いますよ。
オフィスで座りっぱなしでパソコンに向かっているお仕事に比べて、体力も筋力もつくし、ダイエットにもオススメです!
楽しく頑張りましょう。
こどもは先生のされている通りを真似しますので、ちょっと大変かもしれませんが、先生自身が最大限に小さく、最大限に大きく踊ることがとても大切です。
そうしていると先生もこどもたちも一緒になって、また競い合って大きく動こうとすると本当に楽しくなってきます。
体を動かすことの楽しさが体感できるようになることがまずは第一歩ですね。
これは小さい園児さんでも年中・年長さん、みんなに共通することです。
「どうしたら大きく踊れるの?」という具体的な方法を動画でアップしていますのでぜひ参考にしてくださいね。
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その2
音楽(曲)が楽しい!

ダンスをするための音楽(曲)は大切です。
何を踊っていてもかわいいのですが、やはり小さい園児さんが振付にちゃんとついてきてほしい・・・と願うためにテンポのゆっくり目の曲を選ばれることが多いものです。
早い=難しい・・・と考える先生も多いかと思いますが・・・
ここがポイントです!
先に書いたように「可愛く見せたい」となるとテンポ的にもゆっくり目になり、音も薄くなります。薄いというのはボリュームではなく、リズムや楽器の厚みのことです。
軽く薄い音でテンポもゆっくり・・・となるとこどもたちのテンションもイマイチ上がりません。
PETIPAのダンス研修会では小さい園児さん用のダンスの研修の時によくお話しすることで、先生方が「目からウロコです!!」と言われることがあります。
それは・・・
2歳〜年少さん用のダンスには案外アップテンポの曲やユーロビート系の曲を使うと効果的ですよ!・・・ということです。
これにはみなさんビックリされるのですが、その理由は・・・
なぜテンポの早めの曲が向いているのか。
先ほど書いたように、こどもたちは元気で座って立つ・・・を繰り返してもOK!
ジャンプもOKです。
大人は大変ですよね。なぜでしょう?
単に体が大きいからです。
身長も大人の半分くらい・・・ということは立ち座りも、その距離が大人よりもずいぶん短い、ということです。
手と手の距離も手をあげる距離も短いのです。
だから少々早い曲でも大丈夫なんです。
そもそもこれだけ小さい園児さんにリズムにぴったりと合わせて踊らせようとすること自体がとても難しいことです。
ですから少し早めの曲で「キャーキャー」言いながらも音楽に合わせようと頑張るくらいの方が楽しくてテンションもアップします。
もう一つ、小さい園児さんにユーロビート??と思われる方もあるかもしれません。
勿論曲自体はこどもたちによく合う曲を選びましょう。
例えばディズニーのよく知っている曲でもユーロビートアレンジの曲はたくさんあります。
なぜユーロビートアレンジがオススメなのかを説明しましょう。
今の時期、あまり人がたくさん集まる機会がないのが現状ですが、季節のSALEやバーゲン会場、ショッピングモールなどのBGMにはよくユーロビートアレンジの曲が使われているんですよ。
これは耳からの情報が人の行動を促されているのです。
ユーロビートはとてもリズムがあり、なんだか少し追い立てられるような・・・そんなワクワク感を覚える曲想です。
つまり、アップテンポでリズムが立っていて、テンションがアップする・・・そんな曲が例えばSALE会場に流れていると、人々は自然と購買意欲が上がるそうです。
皆さん、そう言えば思い当たる・・・なんてことはありませんか?
お話がそれたように思われたかもしれませんが、つまりは音楽によってテンションが一気に上がったりもするわけです。
そしてユーロビートアレンジなど、こどもたちは難しいとは思いません。
きっとテンションアップしてくれますよ。
音楽のまとめとしては・・・
まずダンスをする前に音楽だけを聞いてみてください。
音楽だけを聞いていても「さも踊っているかのような」躍動感のある曲を選んでください。
小さい園児さんのできるダンスには限りがあります。
難しい振付をする必要は全くありません。
こども自身が「キャーキャー」言って「楽しい!」と思える曲を選んでください。
そのためにゆっくりの曲よりもアップテンポで音質も厚く、テンションアップできる曲を選ぶことはとても大切です。
ただし、緩急は心がけてください。
全部が全部アップテンポでも、それはそれで引き立ちませんよね。
少しゆっくりめでかわいい曲もあればビートの効いたアップテンポの曲も・・と緩急をつけることは大切です。
その3
振りが楽しい!(おもしろい!)
こどもたちができる振付は限られていて、それでもこどもたちが飽きないように振付をしていくのはかなり大変なことですね。
手拍子やジャンプ、座って手をパーにする・・・確かにマンネリになってきてしまいます。
どのダンスも似通ってきてしまいますよね。
だからこそ余計にこどもたちが「オッ!ここおもしろい!!」とか「ここのところが大好き!」というように思える振付が入るのは大切です。
どこか1箇所でもいいですよ。
・ こどもが何度でもしたい振り。
・ ケラケラ笑いながらする振り。
・ ここの部分が踊りたいからこのダンス好き!というような振り。
ちょっとユニークな振付が入るとこどもたちは一気に目が「キラリン!」とします。
印象的な振付はすぐに覚えてくれるのもいいですね。
確かにそんなオリジナリティーのある楽しく、おもしろい振付を考えるのは難しいかもしれません。
ちょっとしたヒントですが・・・
ダンスの振付!と思うから思いつかなかったりします。
その「ダンスの振付」ということを少し頭から外してみてください。
例えば、日常生活の動作から考えてみましょう。
・ 顔を洗う
・ お掃除をする
・ 窓を拭く
・ 野菜を切る・・・・などなど・・・
日常生活の中で、こどもたちがしていることや見ていること、などの動作を少しダンス風にしてみるのはいかがですか?
動物の動きをアレンジしてもいいかもしれません。
ほんの一つの振りをユニークにするだけでこどもたちは大喜びになるかもしれませんよ。
そんなおもしろいダンスを踊るうちに「先生、またダンス踊ろう!」とか「このダンス大好き!」につながっていくといいですね。
とにかくこどもたち自身が楽しい!と思うこと。
この自主的に生まれた感情があれば、きっと生き生きと踊ってくれることでしょう。
さていろんな「楽しい!」をふんだんに詰め込んだ、2歳児〜年少さん向けのダンスを集めた「ダンスベスト 年少編」を今からご紹介いたしましょう。
私たちダンスのプロが胸を張って、小さい園児さん用に振り付けた可愛く元気なダンスがいっぱいです。ダンススタジオPETIPAとして活動してきた15年間に小さいこどもたちを本当にたくさん教えてきた実績をもとに振り付けています。
そして、何より、ディズニーや有名なJpopの曲にぴったりと合わせて踊ることができるのです。(模範ダンスは著作権フリーの曲で踊っています。)
これから少しずつご紹介していきます。お楽しみに!!
年長さんのダンスを成功させる3つのポイント
2歳児〜年少さんはもちろんのこと、年長さんのダンスも大成功させたいですよね。失敗はしたくありません。
かっこよく、見栄えがして、ご覧になった方からは大きな拍手も欲しいけれど、何よりこどもたちが一番楽しく生き生きと踊ってくれるダンスが披露できたら最高です。
そのためにポイントをおさえて丁寧にアップしています。
「運動会・生活発表会・数々の行事の年長さんのダンスを成功させる3つのポイント」です。
さすが年長さん!!と言ってもらえるように、音楽の選び方から指導の方法など詳しく書いていますので、こちらをクリックしてぜひご覧くださいね。
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お遊戯会・生活発表会、年長さんの感動の劇はコレ!一番大切なもの、キーワードは「夢」
幼稚園・保育園・こども園生活の最後を飾る発表会。
年長さんの劇発表は感動の作品をしたいものです。
こどもが喜び、保護者の方も感動!!
卒園児さんに向けて書かれた感動の作品!
「夢の色ってどんな色?」です。
幼稚園・保育園・こども園を巣立っていく年長さんに向けて「夢を持って、自信を持って歩いて行こう!」というテーマを持って書かれています。今のこの時代、夢を持つことの大切さを劇を通して感じ取ってくれる素敵なお話です。
とても詳しくストーリーなどをアップしています。写真もいっぱいです。
こちらをクリックしてください。
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PETIPA公式オンラインショップ内の全ての商品に使える『petipa 9』のクーポンです。
3月まで、PETIPA公式オンラインショップ内の全ての商品に使える「500円offクーポン」が発行されました。

3月2日はPETIPAの9回目の創業記念日です。
幼稚園・保育園・こども園の先生を全力応援!!がコンセプトになっているPETIPAから、頑張っている先生方へ「割引クーポン」を発行します!
PETIPA公式オンラインショップ内のずべての商品に使える「500円offクーポン」です。
使い方は簡単です。
クーポンコードは「petipa9 」と打ち込んでいただくだけです。
お買い物を進めていただきますと最後の決済の時に自動的に500円offになります!
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大好評のため「ダンス振付素材集」が復刻します!限定100!!

ダンス振付教材とは・・・・
DVD2枚組で、それぞれのDVDには「ダンスのパターン」が8種類ずつ、合計16種類のダンスパターンが収録されています。
パターン1〜8までの「ダンスパターン」をいくつか選んで、自由に組み合わせることで無理なく、楽しくオリジナリティー溢れるダンスがあっという間にできてしまいます。
「パズル」のイメージです。
ダンスパターンをパズルのように組み合わせていくと・・・もうそれが1曲のダンスになってしまうわけです。
1〜2〜3・・・と組み合わせても、3〜1〜2・・・と組み合わせても、2〜2〜3〜1〜1〜・・・と組み合わせてもOKですよ。
自由自在に組み合わせても繋がるようにできています。
こんな先生にぴったりの教材です。
・ ダンスが苦手だな・・・と思っている先生。
(一つずつのダンスパターンには必ずワンポイントアドバイスがあり、踊り方の丁寧なレクチャーが収録されているのでレクチャー通りに踊れば、踊り方もマスターでき、自信を持って指導できます。)
・ 運動会や発表会など行事で使えるダンスを振付したい先生。
( 組み合わせによって長い曲も短い曲も振付することができます。)
・ ダンスの振り付けがマンネリになってしまう先生。
(今までにしたことのない振付パターンが収録されています。)
・ あと少しのところの振付が思いつかない先生。
(これ一つで出来上がってしまいます。)
全国で大ヒットの劇発表教材「こども歌劇」
卒園児さんに向けてエールを送る感動の作品「夢の色ってどんな色?」
年長さんの劇発表教材、全国の園で絶大な人気をいただいています。
「夢を持って、自分に自信を持って歩いて行こう!」強く元気なメッセージが心を打ちます。
ストーリーや感動の発表会にする成功の秘密を写真や動画をたくさん含んで丁寧に説明しています。
こちらをクリック!
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年長さんのかっこいいダンス!嵐やJpopに合わせると絶賛されます!
年長さんのダンスを成功させるためのキーワードは「かっこよさ!」
いろんなかっこよさがあります。
曲選びからダンスのテーマ、指導の仕方・・・などを詳しく説明していますよ。
こちらをクリック!
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そして今回ご紹介するのは
『楽しくプチトレ』音感・リズム感アッププログラムです。
運動会や発表会のダンスや歌の練習を始めたけれど、歌になると「子供が怒鳴ってしまう!」。
ダンス以前に「手拍子や足拍子がバラバラ!」などという悩みが出てきますよね。
早く振付に入りたい、歌詞を覚えてもらいたい・・・でもそれどころではない!!
でもこの基本をおろそかにしては前に進みませんよ。
まずは基本を体験、マスターしましょう。
「音感アップ」のためには
* 歌の発声・発音練習
* 音感トレー二ング
* 教材を基にした歌唱法
* 音程をよくする指導法
先生方の一番の悩みの「子供が怒鳴ってしまう。

怒鳴らないで元気に歌えるようにする指導法を研修いたします。
先生のピアノの技術には全く関係なく、こどもの音感をアップできます。
きちんと「一つの音」を出すように指導すると・・・

きっと見違えるような綺麗な歌声になりますよ!
そして、運動会の練習で先生の声がガラガラになってしまった!ということも少なくなります。
PETIPの研修では、発声練習〜応用として1〜2曲しっかり歌を仕上げて、それに簡単な振付をつけてみんなで歌い踊ります。


発表会で即役に立つ研修を「楽しく」します!
先生が楽しく自信を持って歌ったり踊ったりするとこどもたちも楽しくなってきます。
まずは正しい発声法を学びましょう。
こちらに詳しくアップしていますからご覧ください。こんな研修も丁寧にします。
https://petipa-hoikukensyuu.com/skillup/実技研修「歌」まずは発声練習から〜/
歌を歌うときは発音も大切です。
こちらに詳しくアップしていますよ。
https://petipa-hoikukensyuu.com/advice/日本語を正しく発音するためには/
先生のピアノの技術には全く関係ありません。
この教材があるから安心です。
「楽しくプチ・トレ」音感・リズム感アッププログラム (CD・DVD2枚組)

これは大手音楽教室現役講師の音楽家が作曲した歌の練習曲CD。
のべ15,000人の保育者への研修実績がある舞台・ダンスのプロが、手拍子やステップの組み合わせを考案、
リズム感をアップさせるステップダンスを収録したDVD。
先生も一緒に毎日楽しく音感・リズム感をアップさせる教材です。
画期的なプログラムが収録されています。
この教材を元に研修しますから、園に帰ってすぐに子供達と一緒に楽しく練習できます!
先生は一生懸命に指導しているつもりが強制的になってしまったり、繰り返し練習するばかりになっていませんか?
同じ練習するなら、基本しっかりありながら「楽しく」しましょう!!
先生が楽しければ、子供達も楽しいはず!!
音感アップCDの使い方

大手音楽会社の現役講師(こどもたちの講師です。)が作曲した「音感アップ練習曲」です。
楽譜1〜3が付いています。
1 まず楽譜1から練習してくださいね。
楽譜のメロディを先生が単音(右手だけ)で弾いてあげてください。
歌詞の上の段の音階で歌ってみましょう。
2 CDにはデモソングが入っています。
(現役ミュージカル俳優さんが歌ってくれています。)
CDに合わせて一緒に音階で歌ってみましょう。
3 次は歌詞の下の段「ラッタッタ〜・・・」などで歌ってみます。
発音は明確に、大きく口を開けて発音してください。
CDに合わせて歌います。
4 楽しく歌えたらCDのカラオケで歌ってみましょう。
最初は先生がピアノを弾きながらでもいいですね。
5 音階やラッタッタ〜などで楽しく歌えたら、こどもたちの好きな歌詞をつけても楽しいです!
この練習曲は一度音程から難しい4度音程・6度音程などまで発展していっています。
楽譜一番ができたら2番に進んでください。
焦らずにゆっくりと楽しみながら歌うことをお勧めします。
なんども繰り返していくうちに音程が狂ったりした時は、また最初に戻りピアノで音を確認してから歌うようにしてください。
音感はいっぺんにアップするものではありませんが、毎日少しずつでもいいので継続して歌っていくうちにきっと音感アップにつながっていくはずです。
こうしていくうちに音感が正しく付いてくるようになるでしょう。
これを活かしていくには、普段歌っている歌もこの練習法で歌いましょう。
聞き覚えて知っているからといって、いきなり伴奏に合わせて歌詞で歌ってしまうのではなく、まずは伴奏のないメロディを単音で弾いて、音を確認してから歌詞をつけて歌ってください。
音階で歌うのが難しければ、4小説くらいをゆっくりとピアノに合わせて歌詞で確認して進んでいきましょう。
リズム感アップDVDの使い方

リズム感アップDVD」に収録されているプチトレダンスは、こども達が聞き慣れた曲4曲を全て8小節単位で作っています。これで先生とこども達が楽しく踊っていくうちに8カウントが自然に身つくように作っています。
リズム感アップの第一歩はまずは8カウントを身につけることです!
1 1曲目は小さい子供がとても喜ぶプログラムです。
身体のいろんな部分をタッチしていきます。
集中力や記憶力も養えます。
2 2曲目は基本的なステップでリズムに乗っていきます。
手拍子も入ってきます。
3 3曲目は体重のかけ方です。
ダンスにおいて足のどちらにどのように体重をかけるのかはとても重要です。
しっかり学んでください。
4 4曲目はいろんなステップに挑戦です。
こどもたちが無理なくできるステップを集めました。
基本のステップを身につけるといろんなダンスに応用できます。
それぞれのダンスプログラムにはレクチャーが付いています。そのレクチャーをしっかり学んでください。
こどもたちへの指導法が身につきます。
全部の曲を一度に踊る必要はありません。
特に1曲目はこどもたちのリクエストも入れたりして遊びながらダンスをする感覚で踊ってくださいね。
DVDを見ながら先生とこどもたちと一緒に踊ってもいいですし、先生が覚えて向き合う形で踊ってもいいですよ。
4曲全部を一度に踊らなくてもいいのですよ。
1曲だけでもいいですし、1曲の中の1つのステップを好きな曲に合わせて踊ってもOKです。
曲の速さもゆっくりなのから速い曲までいろんなスピードに合わせることができたいいですね。
どんどんできるようになったら、講師の谷口のコメントなしの映像が入っていますので、先生が上手に号令をかける練習をしてみてください。これをマスターできると自信を持って人前でリズムをとって指導することができるようになります。
音感アップCDのところでも書きましたが、継続が大切です。
毎日少しずつでもいいので、楽しんで、笑顔で体いっぱい大きく使ってダンスしてください。
こどもたちは先生のする通りに真似します。
つまり先生がしっかり学び、レクチャーの通りにダンスしてくださいね。
毎日の積み重ねがきっとリズム感アップにつながっていくことでしょう。
(「リズム感アップDVD」の収録撮影の写真です。)


それも「楽しみながら!」がとても大切ですね。
先生への「指導方法」も収録されているので安心です!
自信を持って指導できますよ。

保育教材のご購入は
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PETIPAが14年連続で全国開催してきました「みんなができるダンス・お遊戯研修会」に参加していただいた幼稚園・保育園・こども園の先生は述べ15,000人にのぼります。
たくさんの先生方との交流でたくさんのお話を伺った中で、とても多いのが「ダンスに対する悩み」です。
その悩みは本当に様々です。
皆さん開口一番におっしゃるのが「私はダンスが苦手で・・・」です。
でもそれは当たり前です!
ダンサーではないのですから。
特別に小さい時からダンスのレッスンをされている先生は稀です。
保育者になるためにダンスの基礎くらいはカリキュラムにあるのかと思っていましたが、それもしっかりとは無いようですし、その上「ダンスの振付」までしないといけないのは至難の技です。
芸術のダンスを作り上げるのは、きちんとダンスの振付家という職業があるのですから。
こどもだから・・・小さいから・・できることに限りがあるから・・・
だからこそ難しいのです!!
それをダンスの専門家でも無い先生が振付て指導するのは本当に大変です。
研修会の後に先生のダンスの悩みを聞いてアドバイスを繰り返してきたPETIPAですが、それよりも「ダンスの悩み解決法」を発信していくほうがもっと多くの悩んでいる先生方のお役に立つはずだと思い行動開始いたします!
PETIPAの代表は元宝塚歌劇団 桐生のぼるです。劇発表教材こども歌劇の作者である谷口真実子はダンサーでダンス講師でもあります。
私たち2人はずっとダンスを精進してきましたし、ニューヨークやロンドンでのダンス修行の経歴もあり、株式会社PETIPAの前身はダンススタジオPETIPAでした。
生徒さんも3歳〜社会人まで200名を超えるスタジオでした。
毎年宝塚バウホールや新神戸オリエンタル劇場での発表会を15年連続でしてきました。
写真を見ていただいた方がイメージが伝わりやすいですね。
ダンススタジオPETIPAの発表会の写真です。
(谷口を囲んで生徒たちが元気に可愛く踊っています。)

(私たちのスタジオは特にこどもたちのダンスの技術が高く評価されていました。よく揃っています!)

(笑顔にもご注目くださいね。)

(桐生の写真をご覧ください。)


(劇発表教材こども歌劇の作者でもありダンス講師の谷口真実子です。)


(フィナーレです。みんな達成感でいっぱいです!)

ご覧のように、長年本当に大勢の生徒さんを指導して、多くの発表会をしてきた私たちです。
そんな豊富な経験から、ダンスについての悩みにはかなりなことにお応えできると思います。
そして桐生も谷口もそれぞれ3人の母親でもあります。
指導者として、保護者としての気持ちもよくわかりますので、少しずつ悩み解決に向けて「楽しく・元気になる解決法」をアップしていきます!
あまりにたくさんの悩みがありますので、日々少しずつ更新していきます。
ちょこ、ちょこご覧になってください。
では始めましょう!
ダンスが苦手は誰でも一緒!ダンスが好き!・・・それで十分です!
先ほども書いたように「ダンスは苦手で・・」とおっしゃいます。
でも「ダンスが大嫌いで!」という先生にお会いしたことはありません。
「ダンスや音楽に合わせて動くことは大好きだけど・・・」これ全員です。
それが一番大切です。
まず、ダンスが大嫌いな先生はここでさようなら・・・です(笑)
音楽に合わせて体を動かすことが好きなら、これが大きな一歩です。
皆さん好きですよね?
では本当に始めましょう!
① どうしたら大きく踊ることができるのでしょう?

とても多くの先生のダンスの悩みです。
そうですね。
元気一杯!を表現するために「大きく踊る」ことは必須です。
小さいこどもに大きく踊らせるには?
身長も限られています。
例えばA子ちゃんが身長120cmだとします。
手を思いっきり上に伸ばしたとして、プラス30cmで150cmとします。
(そこにジャンプを入れるともう少しですが。)
そのたった150cmを有効に使って大きく見せるためには、踊る幅を大きくすることです。
これは大人でもダンスである限り同じです。
つまり「小さくなる」「低くなる」と・・・動きの幅が出て「大きく踊る」ことにつながります。
では高く伸びる前に、用意の姿勢を考えてください。
20cmだけ小さくなるように膝を曲げて用意するか、しゃがんでしまう勢いで小さくなって、頭も下げて小さくなり用意するか・・・その後150cmのところに伸びるのは同じです。
どちらが動きの幅が大きくなるかはよくわかっていただけるでしょう。
身長の大きい子より、小さくても「動きの幅の大きい子」の方が大きく見えるのはこの踊り方をするからです。
もう一つ、手を伸ばす、と言っても指の関節まで、ミリ単位でも伸ばそうと意識することによってもっと大きく見えます。
動きを文章で書くことはなかなか難しいので、これは動画で説明するといたしましょう。
こちらをクリックしてご覧ください。
⬇︎
② いつも同じところができない

元気なB君がいます。
ダンスは大好きなようです。
でもどうしても、一箇所だけ、同じところができないのです。
覚えてないのか、間違ってしまうのか・・・とにかくいつも同じところができないのです。
先生も気になって仕方がなかったり、イライラしたり、なんで〜〜と思ってしまいがちです。
でもちょっと落ち着いて考えてみてください。
一箇所だけどうしてもできない・・・ということは・・・「他はもうできているのです!!」
そこだけですから、もうほとんどできているのです!
できないところが明確なだけ、そこをクリアしたら完璧なんです!
まずは先生の焦りや心の重さをちょっと考え方のシフトで、心を軽くしましょう。
できないところが分かっているのですから、あとは練習方法だけです。
では具体的な練習方法の説明をしましょう。
これも先ほどと同じように、覚えらえないからできない・・・に通じるところがありますがその解決法は・・・
「できないところの練習法」で解決しましょう。
(振付パターンを「ア」という風にして説明します。)
例えば8小節刻みの振付で、ア→イ→ウ→エ→オ→・・・と振付のパターンが並んでいたとします。
B君はどうしても「ウ」の振付が毎回毎回できません。
その時の練習法はどうしていますか?
「ウ」の部分を何度も何度も練習していませんか?
そして「ウ」の部分がちゃんとできてきた、完璧!ということで、では最初から踊りましょう!・・・・じゃないでしょうか?
そうすると、さっきできていたはずなのに、またつっかかってできない・・・そんなことないですか?
ダンススタジオをしていた時でも何度もありましたよ!
そんな時は
その1
「ウ」の部分の振付をゆっくりおさらい、何度か練習します。
その2
必ず、「イ」の部分からつなぎで「エ」のところまで、イ→ウ→エを何度か練習します。
その3
イ→ウ→エ・・とできたら、今度はア→イ→ウ→エ→オ→と繋げて何度か練習してみる。
守って欲しいのは、必ずできない箇所の前後8小節は繋げて練習するということです。
そうやってできない箇所だけではなく、その前後も一緒に何度も練習してから、初めから踊ることをお勧めします。
そうするとB君は「ア」の箇所になると、先ほど練習した感覚を思い出し、スムーズに踊っていけるはずです。
もちろん強制的にあまり何度も何度もすることはB君の負担になるのでよくありません。
ゲーム感覚で、「イ→ウ→エ・・・クリア!!できたね!」「じゃあ今度はア→イ→ウ→エ→オ→・・・クリア〜!!」
「すごい!できたね!!」という調子で、楽しみながら、ゲームをクリアしていく感覚でやってみてください。
先生業をしているとどうしても「できない箇所」に目がいってしまいます。
それはダンスのインストラクターも同じことです。
できない箇所をできていくようにするのが仕事ですから。
でも、まずは先生の気持ちの持ちようを軽くしてから臨んでくださいね。
③ ダンスが(振付が)覚えられない
その解決法は・・・
音楽のフレーズと振付を関連づける
ざっくり覚えられないと言っても原因はいくつかあります。
その原因の中でも多いのが・・・「音楽と振付がその度によって違うから覚えにくい。」ということです。
どういうことか・・・と言いますと・・・
まず皆さん、曲のフレーズってわかりますか?
曲の小節数を数えてAメロが何小節、Bメロが何小節、そしてサビが何小節・・・と理解するのが本当はいいのですが、それが難しい時には、みなさんがよく好きな曲を聴いたり歌ったりする時に「ここがAメロ、次Bメロ」と言ったりする、それです。
音楽には色々な流れや組み立て方があるので、絵に描いたようにA〜B〜A〜B〜サビ・・・と進行する曲ばかりでは全くありません。
A〜A〜B〜サビ〜サビ〜・・・などいろんな組み立ての曲があります。
このパターンはJpopやジャニーズなどの曲の進行によくあるタイプです。
例えば、A〜A〜B〜サビ〜サビ〜・・・と組み立てられていたとします。
なのに曲の進行を無視して振付のパターンがA〜B〜A〜B〜・・・と繰り返しの振付がつけられていたとします。
最初AのメロディーのところはAという振付、次に再びAのメロディーのところでBという振付、そして次にBのメロディーなのにAの振付、そしてサビのメロディーなのにBの振付・・・・
となってしまうのです。
そうなるとどうでしょう。
こどもたちはせっかく耳から聞いたこのメロディの時の振付が、次に同じメロディなのに違う振付を踊ることになるわけです。これではとても覚えにくいのです。
このパターンの場合だったらAの振付を繰り返し2回してからBの振付に入るといいのです。
誰でも覚えにくいのに、耳がよくて音楽性のある子は特に覚えにくいようです。
耳からの情報に体が反応して、同じ振付を踊りたいのに、違う振付が出てきて、これが複雑にもどんどん組み合わさっていくのですから。
そんなことで??と言われますが、本当です。
よく園でこの調子で踊っているのを見かけます。
それではその解決法は・・・
ご自分で振付をして良いのなら。
まずは曲を聴いてみて、そのAメロのところにはこの振付、Bメロのところにはこの振付・・・サビにはこの振付、としていき、必ずAメロのところにはその振付だけを踊るようにします。AメロのところにBメロの振付を持っていきません。
これを気をつけてください。
だから最初に曲の進行をよく聴いて理解することが大切です。
必ず同じメロディのところには同じ振付にしてあげてください。
ところが・・・同じ8小節のAメロでも2回目にAメロが出てきた時には10小節だったりします。
これはよくあります。ブレイクが入って9小節だったりもします。
そういう時はどうするか・・・・
同じように8小節踊り、あとの2小節は手拍子とかポーズで待つ、とかにします。
全く新しい振付をする必要はありません。
余計に覚えられなくなります。
余分につける2小節や1小節は簡単にできる手拍子やリズムを取るだけとか、ポーズで待つ、くらいのことにしてあげるのがコツです。
もしもすでに振付られてしまっているダンスがあるのでしたら、可能なら振付をアレンジしても良いかもしれません。
振付がただの順番になっているのだったら組み替えも可能です。
④ なんだかビシッ!!としない

わかります!
せっかくイメージでは「ビシッ!」「ピッ!」と決まるはずのダンスが・・・・あれ?・・・
なんか決まらないし、力強くない・・・覇気がない・・・
これにも原因と解決法はいくつかあります。
まず画像をみて下さい。
ゆる〜く「グー」にすると・・・

しっかり「げんこつ」の形で力を入れて握ります。

印象が全く違いますよね。
ではパーの形はどうでしょう。

力を入れて5本指を伸ばしただけで全然違いますね!

1本の手だけでもこれだけ印象が違いますから、両手が何十人となると・・・想像して下さい。
手に力を入れるか入れないかでこれだけ違ってきてしまいます。
では解決法です。
一番にしてほしいことは・・・
「手に力を入れる」です。
とても重要なことです。
手という部分は脳からの指令がすぐに反映されやすいところです。
例えば「手をグーにして下さい。」と言われたら、すぐにできますよね。
でも「右の肩甲骨を下に引き下げて下さい。」と言われたら、手の時と同じスピードでできるでしょうか?
なかなかできないですよね。
ということは、手への命令は案外簡単に「こうする!」と自分が思えばできる作業なのです。
では、腕を前に伸ばし、手に思いっきり力を入れて「グー」にして下さい。
次、力を入れたまま「チョキ」にして下さい。
そして、指の関節もしっかり力を入れて「パー」にしてみて下さい。
できましたか?
こどものダンスでは元気さを表現するものがほとんどです。
ですから、基本どんなダンスでも手に力を入れて、パーをするときは5本の指全部をしっかり開いて力を入れて指も伸ばします。
グーをするときは、絵で描いた「げんこつ」の形でしっかり力を入れて握ります。
1本指を立てたり、ピースで2本指を立てたりするときもちゃんと力を入れます。
ポーズをするときだけではなく、踊っているとき全部です。
そうすると、手だけではなく、体全体にも力が入ります。
本当ですよ。
試しに、両手をしっかり伸ばして手はパーの形に開いて真上にあげてみて下さい。
その次、手のひらの力を抜いてみて下さい。
どうなりますか?
腕の力も抜けませんか?
そうなんです!
腕だけ(肩から手首まで)力を込めて、手のひらだけ力を抜く・・・・これはなかなか難しいことなんです。
やってみて下さい。難しいはずです。
・・・ということは・・・手に力を入れると腕までちゃんと力が入っている、ということです。
腕に力が入ると、早く動かすことができます。
それがシャープさにつながります。
なんだかビシッとしない、という時には「手に力を入れて!」と指導した方が決まると思います。
* 遊びの中での練習方
こどもたちみんなで「元気なじゃんけんしましょう!!」・・・といって「元気なグー!元気なチョキ!元気なパー!」と言いながら、手や指にしっかり力を入れて練習します。
「弱いじゃんけんだったら負けるよー!」と言ってあげましょう。
こういう練習をみんなで一緒にしていると自然に力を入れることを体が覚えていきます。
ダンスを踊るときだけに注意してしまうと強制になってしまうので、日頃から楽しく身に着けるようにして下さいね。
* 注意してほしいことは。
はじめに、脳からの指令がすぐに反映しやすいところが手だと言いましたね。
しかし、反対にすぐに力が抜けて忘れてしまうのも、実は手です。
力を入れてダンスすることをくせにしてしまうと簡単ですが、それまでは、一つの振付の手のポジションを確認して、例えば「ジャンプするときは手も思いっきり伸ばそうね!」などと具体的に言ってあげることが大切です。
対象物を持つこと。
もう一つダンスのプロならではのアドバイスです。
例えば、片手をパーの形にして真上に上げて・・・と言われたとき、先ほどのようにしっかり手に力を入れて伸ばしたとします。それで十分なのですが、もっとバシッと決める方法があります。
「手をまっすぐ上にあげる」というよりも、「手の指のちょっと上に、金魚すくいの紙が貼ってあるよ。それを思いっきり突き破るように伸ばしてみよう!!」・・・と言ってあげて下さい。
皆さんもやってみて下さい。
手の指のその先にある紙を突き破るのです!
つまり「対象物を持って、具体的に体で感じること」なのです。
他にも、こどもたちにわかるような対象物の持ち方があります。
(文章で書くと長々となりますので動画で説明したいと思いますが、動画は只今製作中です。)
もう少々お待ちくださいね。
すぐに説明したことがこどもたちの体で再現できるようにするためには、こどもの記憶の再現できる範囲内のことで、具体的によくわかることが必要です。
ただ「ビシッと」とか「ピッと決まって」という状態を表す言葉も必要ですが、プラス上記のようなことを組み入れて指導にあたって下さい。
⑤ 感動的なダンスにならない
これは大変難しいことです。
原因もたくさんあります。
たった一つの解決法ではなかなかうまくいかないとは思いますが、大きな原因は「選曲」です。
ダンススタジオをしていた頃、毎年の大きな発表会では20曲以上のダンスを作ってきました。
まず最初のハードルが「選曲」です。
曲を決めないとイメージもわかないし、振付自体考えられません。
ニューヨークやロンドンで山のようにCDを買ってきて、片っぱしから聞き、これをあの子達に踊らせたい!と思うような曲を選んでいきますが、1枚のCDに15曲くらいの曲が入っていたとしても2〜3枚のCD中から、コレッ!と思う曲を見つけられるのは1曲あるかないか・・・です。
中には1枚の中から何曲も使いたい曲が出てくることもありますが。
その選曲を諦めないで、とことん頑張るか頑張らないか・・・が発表会の成功を大きく左右するのです。
ダンスの成功の80%は選曲にかかっていると言っても過言ではないと思います。
そんな経験から「選曲」が本当に大切であることを知って欲しいと思います。
同じ曲でもアレンジが何通りもある曲もあります。
アレンジ一つでまるで違う感じの曲もありますので、そこはたくさんの中から決めて欲しいことです。
そうは言っても、何から始めたらいいか?
まず感動させたい時は・・・
* 音質が厚い曲を選びましょう。
例えば、可愛い曲だからピアノ中心に楽器の数も少なく、ビートやリズムもたっていないので、薄い音質の曲になったりします。そうすると盛り上がりに欠け、こどもたちのダンスだけでは感動的!とまで持っていくのは難しくなります。
踊るこどもたちも気分的に盛り上がらないことが多いのです。
音質の厚い曲の代表は、オーケストラで演奏されているものです。
楽器の数も多く、音の強弱の差も大きいので、最初は静かでもどんどん盛り上がってきます。
オーケストラで演奏されているのはクラシック音楽が多いですが、先ほど書いたように、クラシック音楽でもビートを効かせたアレンジになっていたり、ダンスバージョンになっていたりするのもありますから、選ぶのも楽しいですよ。
* 映画のサントラ盤の中から探す。
私たちもよく映画のサントラ盤の中から使います。
映画音楽のいいところは、作曲家がその映画のために作っているわけですから、映画のストーリーやイメージを音楽がとてもよく表現されているからです。
例えば「ミッションインポッシブル」の曲は緊張感とシリアスさ、そして力強さがあり、ミッションを成功させる意志の力強さがあります。
「ライオンキング」の曲はジャングルですから、雄大な自然の中の生き生きした生命力が根底にあり、いろんな困難にも打ち勝っていく、という生命の力強さがあります。
あとで説明しますが、このライオンキングのようにジャングルなんて、とんでもない・・・と思いがちですが、ジャングル、イコール、アウトドア、外で太陽があるわけですから、運動会の演目にはぴったりです。
そして生命力といえば「こどもたち」ですから。
映画そのものにはストーリーもメッセージもありますから、ご覧になる方には耳からの情報が入るので、ダンスの振りと融合して感動的に受け取ってもらえると思います。
⑥ できる子とできない子の差があって困る

この質問もよくされます。
月齢の差は大きく、まだ生まれて数年のこどもには色々な差があって当然です。
ダンスにおいて、できる・できない、は理解力・体力・運動能力・観察力など様々な要素が関わってきます。
そして大きな要素は「今、できる」「今、できない」です。
C君はあと数ヶ月先には平気でできるであろうことが、今できないだけかもしれません。
でも運動会・発表会の日程は決まっていて、その日に披露しなければいけません。
先生はみんな平均的に出演したり、公平なフォーメーションで踊らせてあげたい、と思うのは当然です。
その対策として、ダンスで列になったり、左右に分かれたり、グループに分けたりするときに、その列なりグループには必ず「しっかりした子」を配置して、ちょっとできない子をしっかりした子がいるところに配置しませんか?
わからなくなっても、しっかりした子が引っ張ってくれるから大丈夫。
振りを覚えていなくてもしっかりした子を見て踊ることができる。・・・その思いからでしょう。
しかし・・・「今、できない子」はしっかりした子がいてもできないことはできないんです。
そうすると、どうしてもずれて踊ったり、人の振りを見て踊ったりするのが返って目立ってしまいます。
その度に先生はイライラしたり、ストレスを感じたりしませんか?
当然です。
極端な話ですが・・・小学校のこどもに大学生の勉強を教えようとしても無理ですよね?
でもその小学生は大学生になると、普通に勉強ができるようになるはずです。
小学校生に「今」無理やり大学の勉強を教えることは無謀ですよね。
わかりやすく極端な例を書きましたが、それと同じです。
ではどうしたらいいでしょう?
「今できることをさせてあげる」です。
PETIPAは研修会でよくこの話をしますが、ほとんどの先生が目からウロコです!!とおっしゃいます。
どういう解決法かというと・・・
「今できない子」を集めてしまうのです。
例えばフラッグを持って踊るダンスをしているとします。
フラッグのダンスは揃ってこそ、ですよね。
ピシッと揃うと圧巻です。
左右違う色を持ったりすると、反対の手をあげると、間違ったことが一目瞭然です。
だからこそ、ピシッと揃えたいと練習に励みます。
そのときに「今できない子」が間違うと・・・
先ほどのことのようになります。
そういう時は・・・
小さいフラッグを持ってピシッと踊るところに「大きなフラッグ」を持つチームを作ります。
そのチームこそ「今できない子」のチームです。
場所はセンターでもいいですね。
そして大きなフラッグを雄大に大きく振ってもらいます。
周りに小さいフラッグを持った子がピシッと踊っていますが、その振付を踊る必要はありません。
ゆっくりと大きく堂々と振ってもらいましょう。
大きいフラッグの子同士もタイミングが合わなくてもOKです。
そういう箇所を作ると・・・いいことづくめです。
* いつもできないでいることから解放されて楽になる。
* 今できることをしているから楽しい。
* 大きなフラッグで目立たせてあげられる。
* 先生もイライラしない。
どうでしょう?
返って、その子達をまとめてしまいます。
それは排除したり、仲間外れにすることではありません。
今、できることをさせてあげる。のです。
どうしてもできない子を引っ張り上げようと努力されるのはわかります。
でも今、できないのはできない、のです。
先にきっとできるようになるはずですが、目の前に迫っている運動会や発表会に無理やり間に合わそうとする方が無理な時もあります。
確かに、もう少し頑張ればできる・・・その努力を促すことも大切ですね。
その頃合いは先生が一番よくお分かりになることでしょう。
一つの例として提案していますが、実際にこのアドバイスによって、チームを分けたところを作ってダンスをされた園の先生はたくさんあり、その効果にびっくりされています。
今できることをすることによって「自分は一人でできるんだ。」という自信ができます。
そうすると他のことにも少しずつ挑戦するようになりました!というお声も頂いています。
「何よりこどもが楽しくなってきて、喜んでダンスをしてます。」というお声もたくさんいただきました。
個性を大切にしよう、ということは皆さんよく言われます。
これも個性ではありませんか?
先生の気持ちの重さはよくありません。
それより、今できることを楽しく、堂々とさせてあげてください。
フラッグを例にとりましたが、他のダンスでも応用できますね。
手拍子をする・ジャンプで表現する・座る立つ、というような簡単な振付にする・みんなが踊っている周りを走る・・・
いろんなアイデアが浮かびます。
1曲全部でなくていいんですよ。
どこかそういう箇所を作る、ということです。
先生も「今できること」を考えてくださいね。
(まだまだ悩みはたくさんあります。これから少しずつ丁寧にアップしていきますのでお楽しみに!)
生活発表会を成功に導くためには!
ダンスも振付も大変だけど、とにかく生活発表会の劇の題材選びから指導までが本当に大変!
年長さんは絶対に失敗したくない!
もちろんです。
年長さんの発表会、失敗しないためには・・・などをこちらに詳しくアップしています。
画像をクリックしてご覧くださいね。
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元気すぎる年中さん!!その元気さを劇発表でも活かしたい!!
こちらもぜひ参考にして下さい。
年中さんの劇発表の成功のポイントを写真・動画でしっかり説明しています。
画像をクリックしてご覧ください。
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