保育者向け夏の「みんなができるダンス・劇発表研修会」はとにかく実技100%です。
なぜ実技ばかりなのか?
それは・・・「即、現場で活かせるから。」です。
幼稚園・保育園・こども園の先生になるためには色々な勉強をされてきたと思います。
幼児教育というものをしっかり勉強していらっしゃった先生方・・・でも一旦園で担任になったり副担任になった途端!
押し寄せる行事の波!!
運動会・生活発表会・音楽会・お誕生会・・・・すごい行事があり、一つ一つ子どもたちに教える前にすることが山ほどです。
まずどんなダンスをするのか?曲選びは?劇発表の題材は??
そしてその振り付けは?
途方もないお仕事です。
先生になるための専門学校の時に「歌の基礎」や「ダンスの基礎」を学ぶ機会がないと言うことを保育者の先生からお聞きしてびっくりしました。
そして園に就職したら、すぐに運動会や発表会のダンスや劇の振付から指導までしなくてはいけないのですから!
これは本当に大変なことです。
そこでPETIPAはそんな先生のお役に立ちたい!!と考えた末・・・
研修会は実技100%なのです。ダンス編。
一言に「ダンスやお遊戯」と言っても学年があります。
可愛い3歳児さんに踊らせたいダンスとしっかり、そしてかっこよく踊りたい年長さんのダンスでは全く違ってきて当たり前です。
そして運動会で踊るダンスなのか、発表会の舞台用なのか、劇中のストーリー性のあるダンスなのか・・・
運動会に適したダンス。
運動会と発表会で全く違うところは客席のあり方です。
ほとんど360度からみられる運動会と前面に客席のある発表会とではダンスのフォーメーションが全く違ってきます。
運動会でも発表会にしても「お客様にみていただく」という前提は一緒です。
でもどこから見られるのか、ということを意識して振付しないと見栄えも効果も半減です。
大好評の「和風ダンス」
数あるPETIPAのダンスの中で運動会のダンスとして最も人気があるのが「和風ダンス」です。
雄壮な曲選び・子どもたち全員が本当にかっこよく踊れる!と大好評です。
運動会の舞台は「外」です。天井は「空」です。
体を大きく使い、自由にのびのび踊ってほしいものですね。
しかしどうやって「和風ダンス」を表現したらいいのでしょう?
研修会場では今風のダンスと和風ダンスの踊りわけの指導法を丁寧に始動します。
ここで少しだけ説明すると・・・
バランス(重心)の在りどころが違います。
古典バレエ・社交ダンス・ステージダンス・・・・これらは重心がトップ(上の方)です。
しかし、民族ダンスの中でも土に根付いたもの、例えば民謡であったり、漁業や農業から出た踊りであったりすると重心は土の方、つまり重心は下になってきます。
こんな難しいこと子どもに教えるの?
いえいえ、先生の知識として持っていただいて、ダンスの中の踊り方のコツとして指導します。
ちょっとしたコツで・・・見違えるように「和風ダンス」はかっこよく、力強くなるのです。
これは実際に研修会で一緒に踊らないとわかってはいただけませんが・・・。
写真のダンスは「海」や「波」を表現しています。
超人気の和風ダンスです。
みなさん真剣そのものですが、案外踊ってみると簡単なのには目から鱗だったようです!
これを運動会で踊った園様の評判のよかったことは言うまでもありません。
保護者の方が号泣されたり、シーンと見守られたり・・・と嬉しい評判をいただいています。
年少さん以下の可愛いダンスは?
もちろん可愛いダンスもたくさん研修します。
小さい園児さんにとってもたくさんの振付は無理です。
まずは子どもたちが「楽しい!!」と思うことが一番重要です。
それにはダンスの前に「曲選び」が重要です。
小さい子どもには簡単に振付を・・・と「ゆっくり目の曲」を選んでいませんか?
これがPETIPAの提案とは全く違うところです。
ゆっくりの可愛い曲、つまり音楽が薄い、そしてリズムがあまり立ってこない・・・
そうすると子どものテンションが上がらないのです。
そしてただでさえできることの限界が多いのに、簡単なことの繰り返しばかり、曲は盛り上がらない・・・子供はつまらなくなる・・・そして覚えない・・・笑顔も見えない。となる訳です。
それはいけませんね。これは大人でも同じこと!
踊っていてまずは「楽しい〜!!」と思うことです。
踊っている先生、楽しそうでしょ!
PETIPAが小さい園児さんにオススメのダンスの曲は・・・「聞いているだけでもテンションアップする曲」「リズムがしっかり入って思わず体を動かしたくなる曲」そして大人が聞いていて「少し早いんじゃない?」と思うくらいの曲で振付ます。
考えてみてください。
身長が半分くらいですから立ち座りも大人がするのよりは距離が近く、もっともっと早くできるのですよ。
手も短いのです。
うんと早く動かせます。
もちろん早く動かせる方法があり、研修指導しますよ。
ここでも目からウロコ、小さいからといってゆっくりな曲を選ばなくてOKなのです。
あとは小さい体でもっと見栄えのするように「小道具」を使いましょう。
これも研修会場では展示もしますし、実際に先生に使ってもらってダンスをします。
作り方も指導します。
これも研修会場では前で講師の谷口が踊ってくれるのと一緒に楽しく踊りましょう!!
小道具は「安全・可愛い・経済的」この3拍子は外せません。
小道具を持つと子どもも楽しくてテンション上がりますよね。
子どもが踊りたい!といってくれる振付は「プロの技」です。
今までダンススタジオPETIPAとして何千人の子どもたちを指導してステージで発表してきた実績があります。
お任せくださいね。
今風のかっこいいダンスはPETIPAの大得意とするところです。
同じかっこよさでも和風ダンスと今風のダンスのかっこよさは全く違いますよ。
どこが違うのでしょう?
色々ありますが、リズムの取り方が違います。
そしてステップ(足の運び方)や手の動かし方も違います。
忘れてはいけない「目線」があります。
よく「決まってるね!!」と言う表現、褒めことばがありますが、これには「目線」が非常に大切なのです。
先生方はそこまで指導できていますか?
そんなに無理強いをしたくない・・・最もです。
ここでも目からウロコ!
簡単に目線まで決めて、返ってその方が踊りやすくなる方法があるのです。
振りは揃ったとしても目線まで決まると・・・・それは大拍手につながります。
目線を決めるのはどのダンスでもありますが、その決め所とダンスによってどこを見るかは全く違ってきます。
これも「プロの技」です。
研修会場で大盛り上がりを見せるのがこのかっこいい今風ダンスです!
研修会場では一つのダンスに置いて「ワンポイントアドバイス」を必ずしています。
ここさえ押さえていればかっこよくなる・可愛くなる・元気になる!
そんなポイントを必ず指導しています。
振付は「ダンス振付教材DVD」を後から見たら済むことです。
研修会場で振付をメモなどして覚える必要は全くありません。
だから座学は必要ないのです。(している時間もありません。)
振りの順番よりももっと大切なのは・・・
どうやったらかっこよく踊れるのか。
どうしたら可愛いダンスになるのか。
どう踊ったら元気そのものになるのか。
同じダンスでも運動能力の上がる踊り方があります。
見栄えがしてみんなが平均的に見えるフォーメーションは?
どうしたら子どもたちが「踊りたい!」と思えるダンスを指導できるのか?
などなど・・・こう言うことを学んでほしいのです。
それを学べるのは「舞台のプロ」以外にありません。
PETIPAは舞台のプロです。
ダンス・劇・歌・・・はお客様に見ていただくことを前提に作っています。
一人で踊っていて、それを周りから眺める「ストリートダンス」とはわけが違います。
あくまでもお客様に見ていただいて「かっこいい!」「楽しい!」「可愛い!」と思っていただきたいのです。
そのためのダンスや劇は総合芸術なのです。
ではダンスと体操の違いはわかりますか?
これをきっちり答えられる方はそう多くないと思います。
ダンスは「芸術」なのです。
体操は、体全体や色々な部位を使って、いかに体力的に素晴らしいパフォーマンスをするか、記録を出すか、です。
園で行う「体操」は体の見える部分をいかに大きく、元気に使って表現するか、です。
でもダンスは体の見えている部分や全身を使って「見えない部分をも表現する」のがダンスなのです。
少し難しいですね。
ですからダンスと体操は全く違うカテゴリーなのです。
これは知識としてお伝えしておきます。
もっともっと奥深いものです。ダンスも体操も。
ダンスはダンスすることによって「何を表現するか」も重要です。
元気さなのか、可愛さなのか、かっこよさなのか・・・色々です。
伝えてこその表現方法なのです。
ですから小さい子どもたちにやたら難しい振付をして、その順番だけを踊らせることはPETIPAはしたくないと思っています。
子どもたち自身が心から「楽しい!」と思える振付をしないと「楽しいダンス」にならないからです。
その振付には「プロの技術」が必要なのです。
宝塚歌劇団で培ったたくさんの技術と精神。
20年以上のダンススタジオでの実績から生み出した子どもたちが踊って楽しい250強以上のダンスがすでにあります。
そして毎年毎年新しいダンスが生み出されています。
舞台のプロとして精進し続けているPETIPAです。
この技術の中から保育現場に行かせる様々なことを1日の研修でなるべくたくさんお伝えしたい!!
そう思っているからこその「実技100%研修」なのです。
笑顔が物語っています!!
舞台人は演じる人が心から楽しい!悲しい!・・・などと思わないと客席には伝わりません。
伝える人は皆同じだと考えます。
保育者の先生方も心から「楽しい!」と思って子どもたちにダンスを伝えて欲しいのです。
そのためにはまず「先生が楽しいと思うこと。」です。
今までの写真も見てくださいね!
どの写真も先生方がとびっきりの「笑顔」です。
この「笑顔」が子どもたちに届きますように!!
PETIPAの保育研修は実技100%劇発表編はこちらです。
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