今までにもダンスを揃えるために足の位置や、ステップなどいろいろと書いてきましたが、
今回は「見栄え」するためにもすごく大切なことです。
このイラストを見てください。ポーズが違うのにとても感じがよく合っていますよね。
このイラストも踊ってる場所が違いますが、とても雰囲気が合っていますよね。
「目線」を揃えるんです!!
ちょっと難しそうですが・・・・いえいえ大丈夫ですよ。
園児さんたちの体格の差は大きいですよね。月齢によっても随分違います。それを揃えるのは一苦労!
例えば「上を向いて!」とか「右を向いて!」と言って指導していませんか?
小さい園児さんにとって「上」と言ってもちょっと目を上向けただけの子もいれば空を見上げる子も・・・
「右」は首を10センチ右に動かす子と真横を向く子・・・
そう定義も概念も違います。
そうなるとダンスも揃いません。
見る場所を決める
そういう時は「見る場所」を決定することなんです。
例えば園庭でしたら「滑り台の上の立つところ」とかお遊戯室だったら「ピアノ」を見ようね・・・と場所を特定します。
そうすると前列のセンターにいる子も、3列目の端にいる子も目線が揃ってきます。
全部が全部決められませんが、ここだけはピシッと揃えたい!!
と思うところはこういう風に「場所を特定」しましょう。
大きい子も小さい子も目線が揃えば全員のダンスはピシッと揃いますよ。
そのためには、練習の時からそのくせをつけることです。
お部屋で練習する時も、何かを置いて「これが滑り台だよ!」
という風にしてなるべく本番と同じように練習することが大切です。
楽しくしてくださいね。
例えば園庭の「ぞうさんのお鼻の先!」とか・・・
子供達は印象深いので楽しく覚えてくれると思いますよ!