幼稚園・保育園の
研修・講演ならPETIPA

春、入園式、ワクワクで園に通って欲しいですよね。
生まれてまだ2〜3年にしかならないこどもたちにとって、幼稚園・保育園・こども園に通い出す・・・その生活の変化だけでもとてつもない変化です!
私も3人のこどもがいますので、園に通い出す頃を思い出すと、先生方はどんなに大変だったのだろう!・・・と思います。
親にとって、こどもが「園に行きたい!」「園が楽しい!」と言ってくれることが一番嬉しいことです。
私のこどもたちは全員毎日毎日「幼稚園が楽しい!」と言って通ってくれました。
どんなに大人になってもその時の笑顔は忘れていません。
本当に園長先生はじめ、幼稚園の先生方には感謝しかありません。
だからこそ、こどもの笑顔のために、先生にも毎日笑顔になって欲しい!!・・・そう思っています。
私たちにできる「ダンス・劇の分野」でぜひ先生とこどもたちみんなが「楽しくてしょうがない!」という活動を発信したいと思っています。
やっぱり「かわいいダンス」を踊らせてあげたい!

先生は特に小さい園児さんには一番に「かわいい!」と思って見てもらえるダンスを踊らせてあげたい、と思われることでしょう。
それは全くその通りですね!
ではどんなダンスだったら「かわいい!」と思うのでしょうか?
・・・それは・・・どんなダンスでもどんなお遊戯でも全てかわいいのです!
本当に小さいこどもが踊っているだけ・ピョンピョンしてるだけで無条件に可愛いのです!
当たり前のことなのですが。
じゃあなにを踊らせてもOKでしょうか?
・・・それは、そうなんですが・・・
大切なのは、こどもたちが「楽しい!!」「これ好き!」と心から思っているかどうか・・・なのです。
そう!キーワードは「こどもたちが楽しい!と思うこと」ですね。
思ったままが正直に出てしまう年齢です。
そんなに楽しくないダンスでは、動いてはくれますが、発散するものが違うはずです。
ずっと楽しいと思ってダンスを踊っている毎日か、そうでないか、で園に通うことが楽しいか楽しくないか、につながっていきます。
ではこどもたちが心から楽しいと思えるダンスはどんなダンスなのでしょうか?
小さい園児さんが「楽しい!」と思う3つのポイント
とても昔のことですが、しっかり覚えている光景があります。
こどもが生まれて間もない赤ちゃんの頃・・・機嫌よく手足を動かしています・・・
よく見ていると、赤ちゃんは動く自分の手を不思議そうに見ているのです。
自分の手なのに、動いているもの・・・不思議そうに見ています。
「何だろうこれ?」って感じでしょうか。
きっと面白いんでしょうね、まだ自分の意思通りに動かない手はまるで他の生き物のように見えるんでしょうか。
これは3人とも同じような光景を必ず見ました。
何だかとても面白く、よく眺めていたのを覚えています。
赤ちゃんのこの光景の延長も少しあるかもしれません。
まだ小さいこどもは自分の意思で自分の手や足などを操るのが難しいのでしょうね。
ですから小さい園児さんにとって、自分の体が動いて「ワァー楽しい!」と思える瞬間があるととても楽しいのではないのでしょうか?
まだまだ生まれて少ししかたたないこどもたちです。
年中さんくらいになると随分と理解力もつき、先生の説明も聞けますが、まだ2歳児〜年少さんだと、とにかく「今が楽しい!」・・・まずはここからスタートですよね。
ちょっとしたことで園がつまらなくなってしまうのはとても残念なことです。
日頃お部屋で遊ぶこと、体を動かすこと、歌うこと・・・たくさんありますが、その中で体を動かして音楽に合わせてダンスすることが楽しいと、こどもたちは生き生きと活発になります。
お部屋や園庭でダンスをすることが嬉しくなると、当然園に通うことが大好きになりますよね。
そのために今から少しずつ説明しながらポイントを抑えていきましょう!
その1
体を動かして楽しい!

今から成長する生命力いっぱいのこどもたちです。
絶対に体を動かすことは根本的に好きなはずです。
ただ、まだ小さい園児さんにとって、動き方を強制されたり、決められた通りに動くように言われると無理なことが多いものです。
体全体を使おうとしても元々が小さいのですからそれにも限界がありますよね。
かわいい振りをさせたいために、手踊り(屈伸などを使わずに手だけを使って踊ること)だけになってしまうと体力も使いません。
手をいっぱいに広げて大きくなる前には、しゃがんでしまうくらいにうんと小さくなるように、振り幅が大きくなるような振付にしてあげましょう。
それを何度か繰り返します。
体が大きく使えることを覚えこんでしまえるようにするととてもいいですね。
ここで注意です。
必ず先生自身が大きく動くことです!
小さくなるところはこどもよりも小さくなる勢いで小さくなりましょう。
こども目線で見ると先生はとても大きいのです。
普通に立っているとして、こどものまっすぐな目線は、先生のおへそのあたり?くらいかもしれませんね、もちろん先生の身長にもよりますが。
先生が少し膝を曲げてしゃがんでも先生の目とこどもの目線が一緒くらいになるまでは低くなれません。
そうするとこどもから見ると、こどもたちから見るとさほどでもなかったりします。
では先生が、思いっきり小さくなるとしましょう。
しゃがみきって、頭を地面に近づけるくらいに小さくなると・・・こどもの目線より先生の目線は下になります。
そうすると、こどもたちは「すごーく小さくなった!」という印象を目からの情報でしっかりと受け止めます。
確かに先生は大変です。体力も使います。
実際に全国の園様に研修に行って感じることの一つに、先生の身長が少し影響しているな、ということもあります。
身長の高めの先生はこどもとの差がとてもあるので「小さくなろうね!」という時にかなり頑張って小さくなっていらっしゃいます。
しかし、かなり小柄な先生はこどもたちと目線が近い分、すぐにコミュニケーションがとりやすくなれる代わりに「小さくなろうね!」という時は、ほんの少し膝を曲げるとこどもと同じ目線になるので案外小さくなられていない場合がありました。
そうするとこどもたちは先生と同じようにほんの少し膝を曲げる動きになっていました。
おかしなものですね。
これは無意識のことですので仕方がありません。
でもこの記事を読まれた先生は、ほんの少し意識してみてください。
確かに体力的には大変です!
こどもは少々しゃがんで立っての繰り返しを何度してもそんなに疲れはしません。
返ってテンションが上がって何度でもしたがります(笑)
それがいいのです。
先生も、こういう運動を毎日できる仕事ってそうそうありませんから幸せだと思いますよ。
オフィスで座りっぱなしでパソコンに向かっているお仕事に比べて、体力も筋力もつくし、ダイエットにもオススメです!
楽しく頑張りましょう。
こどもは先生のされている通りを真似しますので、ちょっと大変かもしれませんが、先生自身が最大限に小さく、最大限に大きく踊ることがとても大切です。
そうしていると先生もこどもたちも一緒になって、また競い合って大きく動こうとすると本当に楽しくなってきます。
体を動かすことの楽しさが体感できるようになることがまずは第一歩ですね。
これは小さい園児さんでも年中・年長さん、みんなに共通することです。
「どうしたら大きく踊れるの?」という具体的な方法を動画でアップしていますのでぜひ参考にしてくださいね。
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その2
音楽(曲)が楽しい!

ダンスをするための音楽(曲)は大切です。
何を踊っていてもかわいいのですが、やはり小さい園児さんが振付にちゃんとついてきてほしい・・・と願うためにテンポのゆっくり目の曲を選ばれることが多いものです。
早い=難しい・・・と考える先生も多いかと思いますが・・・
ここがポイントです!
先に書いたように「可愛く見せたい」となるとテンポ的にもゆっくり目になり、音も薄くなります。薄いというのはボリュームではなく、リズムや楽器の厚みのことです。
軽く薄い音でテンポもゆっくり・・・となるとこどもたちのテンションもイマイチ上がりません。
PETIPAのダンス研修会では小さい園児さん用のダンスの研修の時によくお話しすることで、先生方が「目からウロコです!!」と言われることがあります。
それは・・・
2歳〜年少さん用のダンスには案外アップテンポの曲やユーロビート系の曲を使うと効果的ですよ!・・・ということです。
これにはみなさんビックリされるのですが、その理由は・・・
なぜテンポの早めの曲が向いているのか。
先ほど書いたように、こどもたちは元気で座って立つ・・・を繰り返してもOK!
ジャンプもOKです。
大人は大変ですよね。なぜでしょう?
単に体が大きいからです。
身長も大人の半分くらい・・・ということは立ち座りも、その距離が大人よりもずいぶん短い、ということです。
手と手の距離も手をあげる距離も短いのです。
だから少々早い曲でも大丈夫なんです。
そもそもこれだけ小さい園児さんにリズムにぴったりと合わせて踊らせようとすること自体がとても難しいことです。
ですから少し早めの曲で「キャーキャー」言いながらも音楽に合わせようと頑張るくらいの方が楽しくてテンションもアップします。
もう一つ、小さい園児さんにユーロビート??と思われる方もあるかもしれません。
勿論曲自体はこどもたちによく合う曲を選びましょう。
例えばディズニーのよく知っている曲でもユーロビートアレンジの曲はたくさんあります。
なぜユーロビートアレンジがオススメなのかを説明しましょう。
今の時期、あまり人がたくさん集まる機会がないのが現状ですが、季節のSALEやバーゲン会場、ショッピングモールなどのBGMにはよくユーロビートアレンジの曲が使われているんですよ。
これは耳からの情報が人の行動を促されているのです。
ユーロビートはとてもリズムがあり、なんだか少し追い立てられるような・・・そんなワクワク感を覚える曲想です。
つまり、アップテンポでリズムが立っていて、テンションがアップする・・・そんな曲が例えばSALE会場に流れていると、人々は自然と購買意欲が上がるそうです。
皆さん、そう言えば思い当たる・・・なんてことはありませんか?
お話がそれたように思われたかもしれませんが、つまりは音楽によってテンションが一気に上がったりもするわけです。
そしてユーロビートアレンジなど、こどもたちは難しいとは思いません。
きっとテンションアップしてくれますよ。
音楽のまとめとしては・・・
まずダンスをする前に音楽だけを聞いてみてください。
音楽だけを聞いていても「さも踊っているかのような」躍動感のある曲を選んでください。
小さい園児さんのできるダンスには限りがあります。
難しい振付をする必要は全くありません。
こども自身が「キャーキャー」言って「楽しい!」と思える曲を選んでください。
そのためにゆっくりの曲よりもアップテンポで音質も厚く、テンションアップできる曲を選ぶことはとても大切です。
ただし、緩急は心がけてください。
全部が全部アップテンポでも、それはそれで引き立ちませんよね。
少しゆっくりめでかわいい曲もあればビートの効いたアップテンポの曲も・・と緩急をつけることは大切です。
その3
振りが楽しい!(おもしろい!)
こどもたちができる振付は限られていて、それでもこどもたちが飽きないように振付をしていくのはかなり大変なことですね。
手拍子やジャンプ、座って手をパーにする・・・確かにマンネリになってきてしまいます。
どのダンスも似通ってきてしまいますよね。
だからこそ余計にこどもたちが「オッ!ここおもしろい!!」とか「ここのところが大好き!」というように思える振付が入るのは大切です。
どこか1箇所でもいいですよ。
・ こどもが何度でもしたい振り。
・ ケラケラ笑いながらする振り。
・ ここの部分が踊りたいからこのダンス好き!というような振り。
ちょっとユニークな振付が入るとこどもたちは一気に目が「キラリン!」とします。
印象的な振付はすぐに覚えてくれるのもいいですね。
確かにそんなオリジナリティーのある楽しく、おもしろい振付を考えるのは難しいかもしれません。
ちょっとしたヒントですが・・・
ダンスの振付!と思うから思いつかなかったりします。
その「ダンスの振付」ということを少し頭から外してみてください。
例えば、日常生活の動作から考えてみましょう。
・ 顔を洗う
・ お掃除をする
・ 窓を拭く
・ 野菜を切る・・・・などなど・・・
日常生活の中で、こどもたちがしていることや見ていること、などの動作を少しダンス風にしてみるのはいかがですか?
動物の動きをアレンジしてもいいかもしれません。
ほんの一つの振りをユニークにするだけでこどもたちは大喜びになるかもしれませんよ。
そんなおもしろいダンスを踊るうちに「先生、またダンス踊ろう!」とか「このダンス大好き!」につながっていくといいですね。
とにかくこどもたち自身が楽しい!と思うこと。
この自主的に生まれた感情があれば、きっと生き生きと踊ってくれることでしょう。
さていろんな「楽しい!」をふんだんに詰め込んだ、2歳児〜年少さん向けのダンスを集めた「ダンスベスト 年少編」を今からご紹介いたしましょう。
私たちダンスのプロが胸を張って、小さい園児さん用に振り付けた可愛く元気なダンスがいっぱいです。ダンススタジオPETIPAとして活動してきた15年間に小さいこどもたちを本当にたくさん教えてきた実績をもとに振り付けています。
そして、何より、ディズニーや有名なJpopの曲にぴったりと合わせて踊ることができるのです。(模範ダンスは著作権フリーの曲で踊っています。)
これから少しずつご紹介していきます。お楽しみに!!
年長さんのダンスを成功させる3つのポイント
2歳児〜年少さんはもちろんのこと、年長さんのダンスも大成功させたいですよね。失敗はしたくありません。
かっこよく、見栄えがして、ご覧になった方からは大きな拍手も欲しいけれど、何よりこどもたちが一番楽しく生き生きと踊ってくれるダンスが披露できたら最高です。
そのためにポイントをおさえて丁寧にアップしています。
「運動会・生活発表会・数々の行事の年長さんのダンスを成功させる3つのポイント」です。
さすが年長さん!!と言ってもらえるように、音楽の選び方から指導の方法など詳しく書いていますので、こちらをクリックしてぜひご覧くださいね。
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お遊戯会・生活発表会、年長さんの感動の劇はコレ!一番大切なもの、キーワードは「夢」
幼稚園・保育園・こども園生活の最後を飾る発表会。
年長さんの劇発表は感動の作品をしたいものです。
こどもが喜び、保護者の方も感動!!
卒園児さんに向けて書かれた感動の作品!
「夢の色ってどんな色?」です。
幼稚園・保育園・こども園を巣立っていく年長さんに向けて「夢を持って、自信を持って歩いて行こう!」というテーマを持って書かれています。今のこの時代、夢を持つことの大切さを劇を通して感じ取ってくれる素敵なお話です。
とても詳しくストーリーなどをアップしています。写真もいっぱいです。
こちらをクリックしてください。
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PETIPA公式オンラインショップ内の全ての商品に使える『petipa 9』のクーポンです。
3月まで、PETIPA公式オンラインショップ内の全ての商品に使える「500円offクーポン」が発行されました。

3月2日はPETIPAの9回目の創業記念日です。
幼稚園・保育園・こども園の先生を全力応援!!がコンセプトになっているPETIPAから、頑張っている先生方へ「割引クーポン」を発行します!
PETIPA公式オンラインショップ内のずべての商品に使える「500円offクーポン」です。
使い方は簡単です。
クーポンコードは「petipa9 」と打ち込んでいただくだけです。
お買い物を進めていただきますと最後の決済の時に自動的に500円offになります!
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大好評のため「ダンス振付素材集」が復刻します!限定100!!

ダンス振付教材とは・・・・
DVD2枚組で、それぞれのDVDには「ダンスのパターン」が8種類ずつ、合計16種類のダンスパターンが収録されています。
パターン1〜8までの「ダンスパターン」をいくつか選んで、自由に組み合わせることで無理なく、楽しくオリジナリティー溢れるダンスがあっという間にできてしまいます。
「パズル」のイメージです。
ダンスパターンをパズルのように組み合わせていくと・・・もうそれが1曲のダンスになってしまうわけです。
1〜2〜3・・・と組み合わせても、3〜1〜2・・・と組み合わせても、2〜2〜3〜1〜1〜・・・と組み合わせてもOKですよ。
自由自在に組み合わせても繋がるようにできています。
こんな先生にぴったりの教材です。
・ ダンスが苦手だな・・・と思っている先生。
(一つずつのダンスパターンには必ずワンポイントアドバイスがあり、踊り方の丁寧なレクチャーが収録されているのでレクチャー通りに踊れば、踊り方もマスターでき、自信を持って指導できます。)
・ 運動会や発表会など行事で使えるダンスを振付したい先生。
( 組み合わせによって長い曲も短い曲も振付することができます。)
・ ダンスの振り付けがマンネリになってしまう先生。
(今までにしたことのない振付パターンが収録されています。)
・ あと少しのところの振付が思いつかない先生。
(これ一つで出来上がってしまいます。)
全国で大ヒットの劇発表教材「こども歌劇」
卒園児さんに向けてエールを送る感動の作品「夢の色ってどんな色?」
年長さんの劇発表教材、全国の園で絶大な人気をいただいています。
「夢を持って、自分に自信を持って歩いて行こう!」強く元気なメッセージが心を打ちます。
ストーリーや感動の発表会にする成功の秘密を写真や動画をたくさん含んで丁寧に説明しています。
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年長さんのかっこいいダンス!嵐やJpopに合わせると絶賛されます!
年長さんのダンスを成功させるためのキーワードは「かっこよさ!」
いろんなかっこよさがあります。
曲選びからダンスのテーマ、指導の仕方・・・などを詳しく説明していますよ。
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2021年、卒園式・入園式も目前ですね。
先生方は忙しさの上に緊張の毎日でしょう。
そんな中でも、子どもたちの笑顔と笑い声は心を温めてくれますね。
春になると、幼稚園・保育園・こども園にとってはまた1年の行事の予定が見えてきます。
その中でも生活発表会やお遊戯会は一番大きく力の入る行事ですね。
しかし、世界的なこの大変な状況!
生活発表会やお遊戯会もいろいろな対応を模索したり、変更したりして開催されるようなところもあるかと思います。
しかし、こどもたちにはいつもと同じように、思い出に残る楽しい生活発表会・お遊戯会にしてあげたいですよね。
特に卒園を目前にしている年長さんは、やはり心に残る発表会をさせてあげたいと先生は思われるでしょう。
これからもwith コロナの時代です。
この「with コロナ」というワードを前向きに捉えて、この時代だからこそできる「心に残る感動」をきっと実現できると思っています。
劇発表を通して一番大切なことはなんでしょう?
年長さんの発表会は先生方も保護者の方も期待とその期待に応えるためのプレッシャーがあることでしょう。
今こういう状況下において、こどもたちは難しいことはわからないけれど、なんだかいつもと違うとは思っているとは思います。周りの緊張感も敏感に感じ取っていることでしょう。
そんな毎日が長引く今日この頃です。
発表会も近づいてきます。
こんな状況だから・・・できないことが多いから・・・何としてもこどもたちは守りたいから・・・
本当のその通りだと思います。
でも年長さんの生活発表会は一生に一度だけです。
なんとか元気に笑顔で小学校に送り出してあげたい、そんなきっかけになるような心に残る発表会にしたいものです。
それにはとても大切なことがあると考えます。
そして、そのキーワードは「夢」だと思うのです。
こんな時だからこそ、「夢を持つことの大切さ」を心も体も一緒に体感して欲しいのです。
それがきっとこどもたちの成長につながり、元気に強く明るくいろんなことに向かっていける人になっていく一つの糧になると信じています。
せっかくの先生もこどもたちも一丸となって作り上げる劇です。
「夢を持って、自信を持って前に進んでいこう!」というテーマを根底に置いた作品を選んで欲しいのです。年長さんにとって、園生活の集大成の劇です。だからこそ夢を持つことの大切さ、自分に自信を持ってしっかりと歩いていく、そんな劇をすることができたら、きっと「心に残る感動」とともに、こどもたちの成長があると信じています。
しかし、時間は限りなく少ないです。
来年、再来年になるといつも通りの発表会はできるかもしれませんが、とにかく「今」目の前に迫ってくる年長さんの劇は、絶対に失敗したくありません。
本当にそうです。
ではわかりやすく生活発表会の劇を失敗しないためには・・・をお話しして行きましょう。
年長さんの「感動する生活発表会」 失敗しないためには。

最後の生活発表会は絶対に成功したいですよね!
では失敗しないように3つのことを気をつけましょう。
その1
感動するストーリーの劇を選ぶこと。

作品選びはとても大切です。
先生方は劇の作品を絵本や昔話から探してくることが多いですね。
でも時代は進み、「感動するストーリー」を絵本や昔話のように「読むために作られたもの」から探し出すのは至難の技です。
年長さんにとって生活発表会は集大成の場です。
できれば、巣立っていく年長さんにイメージがぴったり重なるようなストーリーだったらどんなに素敵でしょう!
その他、みんなの友情を確認し合えるようなお話しや、感謝する優しい気持ちを持つ・・・そんなお話だったりもいいですね。
そして大切なのは、ラストに向かって感動できるストーリーであれば最高です!!
無理やり感動させようというのではありません。
卒園ということは、未来に向かって、夢を持って歩いていくことです。
その卒園児さん、そのもののストーリーを劇に乗っけてみると、演じるこどもたちもご覧になる方々も、未来に向かって羽ばたいていくこどもたちに心からエールを送れる「感動」が生まれてきます!
感動とは心が動くことです。
無理やりなストーリーを作り上げても感動にはなりません。
演じるこどもたちの心も動くと、そこにリアリティが生まれ、感動を呼びます。
そうなると自然に涙が出てきます。
その感動の涙のあとに「笑顔いっぱいのフィナーレ」があるとなおさら華やかです。
その2
その感動の場面(大切な場面)に必ず全員が参加していること。

一番の盛り上がりの感動の場面があってもその場面に限られた子供しか出ていないと・・・ちょっと出ていないこどもの保護者さんは寂しいですよね。
もちろん出ていないこどもも、ちょっと寂しい思い出を作ってしまうことになりかねません。
なるべく全員が、一番の盛り上がりの感動の場面に、何らかの形で参加してみんなで作り上げるような場面にしたいものです。
とは言っても全員が同じ主役をするわけにもいきません。
ラストにその劇のテーマ、例えば「夢を持って歩いて行こう!」「自分に自信を持って」などを、一言ずつでもいいので、全員で「その劇で伝えたいこと」をセリフを割って「呼びかけ」にしたりするとみんなのセリフを全部合わせて一つのセリフと受け取ることができます。こんな方法も後でご紹介します。
その他、歌やダンスで参加したりもいいですね。
なるべく、一言ずつでも声を出せるようにする、など考えてみましょう。
大切な場面に全員出してあげるのはできました。
そして、もし余裕があれば、こどもたちはたくさんの場面に出させてあげましょう。
例として・・・
最後の緊張する場面「夢を食べる怪物」が出てくるところです。
黒いマントなどを羽織って、妖精たちの夢を食べるために襲いかかります。
この場面の怪物は何人いてもいいのです。
PETIPAが劇の指導に行った幼稚園様では、この場面の演出をしていて、ふと舞台袖を見たら・・・
すでに自分の役、妖精や魚役のこどもたちが座っていました。
あとは最後の「呼びかけ」のところに出るつもりで待っているのです。
即、「袖にいるみんな、怪物になって出てみる?」と聞いたところ、「出る出るー!!」即答でした。
みんな怪物になりきって、思い思いの怖い表現で演じてくれて、なかなか迫力ある場面になりました。
出番は多い方が基本嬉しいのです、舞台人にとって。
特にこどものはテンションが下がる原因は「暇」です!
暇にさせないことも大切です。
嫌がるのを無理に出すことはないですが、こういう場面はセリフも覚えなくてもいいので、即対応できます。
何役もたくさんの役をする子たちが多くなって、結構みんな息が切れていましたが、それはそれでテンションも上がり、どの場面もみんなで作り上げる、という気持ちになれたようです。
このように、「あなたが必要だよ。」ということでたくさん出てもらうのはいいことだと思います。
最近お問い合わせのあった園長先生や年長さんの担任の先生とお話をしました。
「一つの役でなくても、何役でもさせてあげていいんですよ。」と。
皆さん「目からウロコです!!園では主役を何人もでするのですが、一人の子が場面を変えていろんな役をする、ということは考えつかないことでした。」とおっしゃいました。
一つの役が終わるともう最後まで舞台に出られずに袖で待機しているより、場面が変わったら違う役で出たらいいのです。
衣装を総替えしたりしないのであれば、どんどんいろんな役で出てもらいましょう。
余談になりますが、私桐生が宝塚時代、どんなにしんどくても、後ろの方で目立たなくても、めちゃくちゃ忙しい早変わりをしながらでも出番の多いショーは楽しかったものです。
きっとこどもたちも同じだと思います。
自分が責任持って真ん中でセリフを言う役でないところは、それなりに縁の下の力持ちになって参加する・・・この「自分の役割を果たす」と言うことを体験することはとてもいいことだと思います。
その3
全員が出てきた時などに、絶対に顔が隠れて見えない・・・などということのないようにしましょう。

例えばフィナーレ。舞台に全員が揃います。
人数が多く3列になったとしましょう。
1列目は座る、または舞台に腰掛けるようにする。2列目は膝立ち。
3列目は立つ。・・・そうすると全員の顔が見えます。
そして前列の人と人の間から顔が見えるようにすること。
子供達には並んだ状態で客席側に先生が立って「先生が見えるかな?」と言ってみてください。
自分がまっすぐ先生が見えない、ということは客席からも子供の顔が見えない、ということです。
その他フィナーレで数人ずつ挨拶をする時。
・袖から数人出てきて挨拶をして後ろの自分の場所に行きます。
次々出てきて挨拶をしては自分の場所に行くと、挨拶している子供達だけがきちんと見えます。
・その反対にまずは全員が並んておいて、そこから数人ずつ挨拶をして両袖に入る、というパターンもできます。
全員が挨拶をして入った後にもう一度全員登場します。
年少さんくらいでしたら一旦はけたりするのは難しいので、
・全員が半円形に並んでいて、その自分の場所から何人かずつ前に出て行き挨拶をします。挨拶が終わると自分の場所に戻ります。
これを音楽できちんと決めると簡単です。4小節ずつくらいで区切ると歌いながらできたり、自分の出るところは音楽で覚えられるのでとてもいいです!
どれも劇をする上において、失敗しないためのテクニックとしてとても大切なことです。
卒園児さんにエールを送る!

年が明けると「卒園」が目の前に迫ってきます。
あんなに小さくて泣いてばかりいた子もびっくりするくらいできることが多くなり、卒園を迎える頃には本当にしっかりして目を見張るようになりますね。
その卒園の前の一大イベントの生活発表会。
年長さんの劇発表には力がこもります!!
担任の先生も巣立っていく子供達を応援したい!激励したい!そして園最後の素敵な思い出を作って欲しい!・・
きっと思えば思うほど力が入り、それなりのプレッシャーがかかってきてしまうと思います。
保護者の方にも、これだけ大きくなった!と感動して欲しいものですよね。
先ほどお話した「感動するストーリー選び」ということにおいて「夢の色ってどんな色?」という作品がとても好評です。

そして「感動する場面に全員が参加していること」ということにおいても、この劇の最後に一人一人が大きな声で一言ずつセリフを言うように脚本は書かれています。

「夢は自分で作るもの!」「自分の力で叶えるもの!」「夢はみんなちがう!」「ちがう夢を叶えていく!」・・・
子供達の心からの決意の言葉は本当に力強く、心に響きます!
これを上演してくださっている園では、ご覧になっている保護者の方のほとんどが感動で号泣されているそうです。
劇発表は強制されてするものではありません。
セリフもただ覚えてなぞって言うだけでは何の意味もありません。
長いセリフやたくさんのセリフを言うのが素晴らしいのではなく、心から思いをセリフとして言えることが大切だと考えます。
親が子供に思うことの中で「夢を持って一歩ずつでも進んでいって欲しい!」というのが大きいのではないでしょうか?
PETIPAの代表の桐生もこの作品の作者の谷口もそれぞれ3人の子供の親です。
親の気持ちがひしひしとわかるのです。
ですからこの作品にはそういう先生からの「愛」保護者からの「愛」がたくさんこもっているのです。
教育的テーマが含まれ、劇制作が簡単にできる「こども歌劇」という教材の中から年長さん用に一番喜ばれているのが「夢の色ってどんな色?」です。配役やストーリーが気になりますよね。
ご紹介しましょう!!
個性の大切さがわかるストーリー
「夢の色ってどんな色?」はとてもたくさんの役があります。
配役のご紹介です。
・ 校長先生(担任の先生でもこどもが演じても大丈夫です。)
・ 花の精フラワー ・ 一緒に花を育てる夫婦
・ 海の精マリン ・ 一緒にゴミをひらう魚たち
・ ピアノの精ポロロン ・ 音楽隊 ・戦っている人たち
・ 夢を食べるモンスター達
役としてはこれだけありますが、どの役もダブルキャスト・トリプルキャストにすることができます。
また、少なくすることも可能です。
一人のこどもがいろいろな役を演じることも場面が違えば可能です。
つまり配役や人数の融通がとてもよく効くように書いてあります。
セリフも一つのセリフを2人.3人で割っても喋ることができます。
ではストーリーをご紹介していきます。
ここは妖精学校。卒業試験の問題は「夢の色とはどんな色でしょう?」。妖精たちは答えを見つけるため旅に出ます。

花の精フラワーは枯れても折れても花を咲かせ続ける人に出会います。


ピアノの精、ポロロンは戦いを止めるために音楽を演奏する人たちに出会います。音楽で戦いを止めるのです。


水の精マリンは人間が汚した海をきれいにする魚たちに出会います。


そして3人は夢を食べてしまう怪物に遭遇し・・・。
少しダークな場面がアクセントになり、それが物語の「起承転結」の「転」になって盛り上がりを作ります。
園では悪者の役を具体的にするとその配役に困ってしまいます。
でもこの「夢を食べる怪物」はマントをすっぽり被り、影のような存在にして誰でもができるようにしています。
今までお花や魚の役をしていてもその衣装の上からマントをかぶるだけです。
今まで上演している園でも、こどもたちは返って面白がって怖い役をやりたがっていましたよ。


どうでしょう!迫力ある場面になっていますね。
そしてこの夢を食べる怪物をみんなが協力して追い払ってしまいます。
この「みんなが協力して」・・・というところがまたポイントになります。
小さい時からのはじめての団体生活で、協力し合うということを学び、次の小学校へつながっていって欲しいものですね。
無事難を逃れて・・・
妖精学校に帰り、校長先生から「夢の色はどんな色か?みなさんもうわかりましたか?」と聞かれます。
色々な経験をした生徒たち。
さて3人は無事に合格できるのでしょうか?
もちろんです!!
ここで感動的な場面となります。
先に書いたように・・・
「夢は自分で作るもの!」「自分の力で叶えるもの!」「夢はみんなちがう!」「ちがう夢を叶えていく!」・・・
こどもたちは一人一人がセリフを言い、小学校の卒業式で行われるような「呼びかけ」の場面になります。
(最終的に感動の答えがあります。これは作品をご覧くださいね!)
そして卒業です!!!
「やったー!!」


最後の感動の場面で、こどもたちも達成感がMAX!
ご覧になった保護者の方達も号泣です!
20~30分に仕上げることが可能ですが、それぞれの場面に歌やダンスが盛り込まれたミニミュージカルですから楽しく見応えがあります。
どの場面も普段こども達が慣れ親しんでいる音楽に変えたり、ダブル・トリプルキャストにしたりとアレンジも自在です。妖精が登場するので、夢夢しい舞台になります。衣装作りも楽しくなりそうですね。

背景や大道具作りを頑張りすぎない。
発表会の先生のお仕事は膨大です。
衣装作りも大変ですが、さらに背景や大道具!!
この「夢の色ってどんな色?」も場面がお花畑から海に行ったり・・・などどんどん変化します。
その度に背景を変えていたら大変すぎますね。
PETIPAは大道具にそんなに凝らないで劇をすることを推奨しています。
PETIPAが研修に行ったある園ですが、それはそれはすごい背景を作っていました。
ダンボールでお家を作り、ちゃんとドアが開いてそこから出入りできるお家!!
素晴らしいのですが、先生が制作に追われ、こどもたちの演技やダンスに手が回らなくなってしまっていました。
そして先生は本当にクタクタ・・・
これではせっかくの発表会が残念すぎます。
そこで、クタクタ先生にアドバイス「そんなに頑張ってすごい大道具を作らなくてもいいですよ!こどもたちの演技だけで十分素晴らしい劇にできますよ。」と。
目からウロコだったようでした。
それからはシンプルな背景にして、こどもたちの演技やダンスに力が入るようになりました。
主役は「こどもたちの生き生きした演技」です。
あくまでも演技を引き立たせるための大道具なり小道具、衣装です。
「夢の色ってどんな色?」の写真の園ではそんなに大道具を作っていなのを注目してください。
もしもお花畑を表現したいなら、こどもたちが手に持って表現してみてはどうでしょう?
何かポイント的に表現できるものでもいいかもしれません。
海だったら、耳からのイメージで波の音でも海を感じるかもしれません。
ご覧になる方の想像力も一緒になって使っていただきましょう。
あまり疲れ果てる大道具の制作を少し控えめにして、それよりこどもたちと一緒に劇を楽しく作っていく時間に当ててほしいと願っています。
作者が語る「作品への思い」
感動のストーリーを書き下ろした作者の谷口真実子自ら「この作品について話したい!!」ということで皆さんに発信いたします。

ストーリー・作者の思い・お気に入りの場面・演じてくださった園様の感想・ご覧になった方の様子、そして演じたこども達の様子・・・などなど、たっぷりお話ししています。
どんな思いで作者は書いたのか、などはきっとこれからこのお話を手がけていこうとされる上で、きっと心の芯になっていくと思います。より深く理解もしていただけるでしょう。
幼稚園・保育園・こども園の先生方は劇を通して感動を届けたい!と思ってお話を探したり、劇の練習に励んだりいらっしゃることでしょう。
その感動はまずは指導される先生の心が感動しなければ伝わりません。
一つ一つのセリフに込められた思いや、こども達や先生に向けてのメッセージ。
是非ご覧になってくださいね。

先日この「作者は語る」をご覧になった幼稚園の先生から感動のお電話をいただきました。
作者である谷口自身の小学校時代の発表会の思い出を語る部分・・・「舞台で水兵さんの役を演じた時に、ふと見上げたライトが本物の太陽に見えた!」・・・そう語っている部分に心から感動されたと伺いました。
「これこそが幼稚園教諭としてこどもたちに経験してほしいことです!見ながら涙が止まらず・・」と電話口でも泣きながらお話ししてくださいました。
こういうお話に感動されて「夢の色ってどんな色?」の劇を発表会ですることを決められたそうです。
桐生・谷口共々あまりに嬉しいお電話をいただいて泣いてしまいました。
こどものときの心からの経験は大人になってもしっかりと深く思い出になっているものですね。
これこそが「劇をする意義」だと確信を新たにしました。
初めて「夢の色ってどんな色?」を知った方も是非ご覧くださいね。他の作品にも生かせることがたくさんあると思います。
阪神淡路大震災を真っ只中で経験したPETIPAです。その時も思いました。物質も必要、でもまずは心が元気になれるような活動をしたい!その思いは今でも、今でこそもう一度届けたいと思っています。
こどもたちや先生の心がもっと元気になる!そう願いながら作者は作りました。
こちらをクリックしてご覧ください!
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この教材「夢の色ってどんな色?」はこちらでご購入できます。(PETIPAの教材は全てオリジナル教材ですので市販や他のサイトでの取り扱いはございません。)
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先生、あなたの夢ってどんな色ですか?
劇の題材を決めて練習に入ると、先生は本当に大変な毎日を送られることでしょう。
仕事に追われてしまうかもしれません。
例えばこの「夢の色ってどんな色?」の練習に入ったら、ぜひこどもたちと一緒に「先生ご自身の夢の色ってどんな色?」をふと考えてみてください。
人々には様々な「夢」があると思います。
人生に夢が一つの人もいるでしょうし、どんどん変わっていく夢がある人もあるでしょう。
私は大きな夢も素晴らしいと思いますが、今目の前のことを一生懸命に進んでいく、その先の夢って素敵だなと思うのです。
その夢が叶ったらきっと次の夢が現れてくると信じています。
とても余談になりますが・・・・
宝塚大劇場の舞台の一番前のフットライトのところには番号が付いています。
センターが「0番」で、左右(上手・下手)に等間隔で花道近くまで1番からずっと番号が付けられています。
そのセンターの「0番」とはトップスターのことなんです。
フィナーレで「0番」に立てるのは、その組にたった一人のトップスターしか立てないからです。
宝塚歌劇団に入った人はほとんどみんなこの「0番」を目指して頑張るのです。
トップスター・・・「0番」
それが「夢」なのです。
私は12年と5ヶ月の舞台生活でした。
もしも誰かが「あなたはその0番の夢を果たせましたか?」と退団した私に聞いたら・・・
私は・・・「果たせませんでした。」と答えます。
2番手の娘役として退団した私はトップスターにはなれませんでした。
では「夢が果たせなかったのですか?もう夢はないのですか?」と聞かれたら、今は胸を張って「いいえ、0番の夢は果たせませんでしたが、私にはまた違う夢に向かって歩いているところです。」と答えるでしょう。
夢ってきっと身近にあることもあるんですね。
今の私の夢は、こうして私が今まで培ってきた技術や精神が保育者の先生方のお役に立っていけることです!
ほんの小さなことでも役立ってもらえることです。
その小さな夢の積み重ねが、この先の私の人生を支えるものになると感じています。
本当に余談になりましたが、もしもこの作品をしてくださる時は、ぜひ「こどもたちと一緒になって」先生ご自身の夢の色ってどんな色?・・・・探してみてください。
きっと答えは、こどもたちとともに見つかることだと信じています。
ダークヒーローがかっこいい!!

この「夢の色ってどんな色?」のクライマックスに登場する「夢を食べる怪物」この役は重要です。
この怪物が登場することによって、お話は一気に盛り上がり、緊張し、そして「夢」というものがどれだけ大切なのか、という本筋に突入していくわけです。
絶対に必要でなくてはならないこの怪物役。
劇発表は一年に1回です。
その上に卒園児さんに向けたこの作品は年長さんが最後の生活発表会で演じる最高に感動する物語です。
その中の「悪者」と言えば悪者の役です。
これをどう演出するか、どう演じるかが成功の秘密といっても過言ではありません。
日本昔話でも、イソップでもアンデルセンのお話でも悪い役は出てきます。
意地悪なおじいいさんだったり、オオカミだったりもしますね。
でも時代は変わり・・・・
現在舞台の作品やテレビドラマ、映画、コミックなどに登場するかっこい役は必ずしも正義のヒーローだけではありません。
「ダークヒーロー」というとてもかっこいいカテゴリーができています。
手塚治虫さんの「ブラックジャック」「エリザベート」のトート、ルパン三世、「デスノート」、「必殺シーズ」の中村主水、「ブラックペアン」の渡海征司郎・・・
最近のドラマ「天国と地獄」の日高陽斗・・などなどあげるとキリがありません。
ストーリー的には悪の部分があってもそれを演じる役者はかっこよくて、見ている人の気持ちを引きつけます。
演出もそうしていますので、本当によく売れている役者やスターがこぞってダークヒーローを演じます。
あくまでも劇中、ドラマやコミックの中ですから、そのかっこよさはいわゆる「正義の味方」の清々しいヒーローではない魅力に溢れています。

そんな時流に乗り、この「夢を食べる怪物」もかっこいいダークヒーローにしました。
登場の仕方もそれなりの演出にしています。
PETIPAが出張研修で伺った園では、怪物の衣装はマントを着ていました。
外が黒、裏が真っ赤・・・というマントにした園もあります。
こどもの華奢さがこの役には合わないので、足元を大きく見せて迫力を出すためにブーツのように見える感じにしていた園もありました。
ある園では怪物役全員で踊る場面を付け加え、嵐の「モンスター」の曲を使い迫力あるダンスを踊っていました。
モンスターの曲や他のダークでありながらかっこいい曲を使うのはこんな場面ではとてもいいですね!
(模範演技DVDで怪物のダンス場面はつけていません。)
そうすると、こども達はいっぺんにそのかっこいいダンスのとりこになり、役になりきって踊ってくれました!
今時のこども達です。
ダークヒーローがかっこよく登場して、その上にダンスもかっこいい!
もう進んで夢を食べる怪物になりきって迫力の演技をしてくれます。
無理やりやらすのではなく、こども達自身がやる気になってくれるということは最高です!
その場が盛り上がること、間違いありません。
嵐の「モンスター」にキッチリ合わせて踊れるダンスは、こちらの記事に丁寧に説明しています。
「年長さんならではのかっこいいダンス!」・・・成功に導く3つのポイント。
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このように、悪役も主役も同じ、とても大切な役ですから、こども達が生き生きと演じてくれるようにダークヒーローにしました。他にお花の精のフラワーやピアノの精のポロロンなど、主役をさせてあげてください。そして悪役もさせてあげてください。そのほうが、役の幅が出てこども達も喜んで演じてくれることでしょう。
それでも先生の中には不安になる方もいらっしゃいます。
次はこの役についてのお問い合わせがありましたので、こちらも呼んでくださいね。
悪役が登場する意味
先日お問い合わせがありました。
クライマックスの「夢を食べる怪物」が出てくる場面のことです。
「この夢を食べる怪物は悪者ですよね。こどもたちを悪者で終わらせるのはかわいそうです。なんとか悪者と手を取り合って終わるようにできないでしょうか?」というご質問でした。
この先生はよくお話がわかっていらして「この場面は物語上とても大切なことはよくわかります。」とおっしゃっています。
そう、とても大切な場面です。
全国で感動の大人気作品で、このような質問を受けたのは初めてでした。
きっとこどもたちの役として怪物だけをさせていたり、それが大きな役として捉えられていたために、悪者で終わってしまうのはこどもたちがかわいそう!と思われたことでしょう。
しかし、イソップもアンデルセンも日本昔話も「勧善懲悪」の物語が多いですね。
正義を正しく理解するためには「悪」はいけないということが認識できないといけないと考えます。
この夢を食べる怪物と最後に手を取り合ったとして・・・どれだけ怪物が心のそこから改心するところが描けるでしょうか?
そこがこどもたちの表現として時間も場面も無理があるのに、手を取り合ってしまうと、演じているこどもたちは「人間をダメにしてしまう悪でも簡単に許してもらえる。」と考えるこどもも出てきてしまうかもしれません。
この悪は正義の前ではすーっと消えていくわけです。
「正義を知るためには悪を認識すること」も大切です。
それを実生活ではなく、劇を通して学ぶことができると思います。
では解決策は?
今まで「夢の色ってどんな色?」をされてきた園では、なんとこどもたちは率先して「怪物するよー!」と出演してくれています。それはちゃんと自分の役、ピアノの精だったり、音楽隊だったり、お花の精だったり、という主役の「善の役」を演じた上で、怪物はお手伝い、という形で出演しているからです。
マントを羽織り、顔もあまり出さずに怖い演技をしてくれていました。
ちゃんと役割を果たしているのです!
これには感動しました。
こどもたちが、今自分は何をするべきか、としっかりわかって演じている、というこの素晴らしさです。
なかなか大人の舞台でもできづらいことを小さなこどもがわかってできていることが素晴らしいのです。
大人の舞台でよくあることで、お稽古中ではそうでもなかったのに、本番になると途端に自分を前面に押し出してきてしまう。
群衆の中でも自分を目立たしてしまう・・・そんなことがあるのに、こどもたちは黙々と怪物の役割を果たして演じていました。
わかっているのですね。すごいことです。
それはちゃんと正義の部分の役をきちんと理解し、悪の部分をも理解したからです。
ですから、怪物の役だけをさせずに妖精の役や音楽隊の役をしっかりさせてあげてください。
そしてフィナーレの「呼びかけ」の場面は全員です。
もしも演じた役で挨拶をする時には妖精の役などで挨拶をさせてあげてください。
フィナーレの挨拶で怪物が出てこなくていいですね。
先生がきちんと説明してあげたらこどもたちはちゃんと理解してくれますし、こういうことが劇を通しての成長につながることだと思います。
大好評のため再刷!リニューアル!!
「夢の色ってどんな色?」は本当に大好評を頂きまして、全国の幼稚園・保育園・こども園の先生からすごい支持をいただいています。初版は売り切れましたので、再販を機に中身をぐっとリニューアルいたしました。
読み聞かせ文の挿絵も変わりましたよ。
前の絵も可愛かったのですが、今度のはより絵本的な絵になりました。
少しご覧くださいね。


そして、1番の盛り上がりの最後の場面の音楽ができました!
子どもたち一人一人がセリフを言う感動の場面です。セリフのバックに流れるBGMが流れることによってより感動的になることでしょう。子どもたちの頑張りを目で見て、音楽を耳から聞いて、その迫力を五感を使って感じ取ってください!
劇中のテーマ曲やBGMを含む全10曲の譜面が出来上がりました!
全国の幼稚園・保育園・こども園の先生から大絶賛をいただいているこども歌劇セット「夢の色ってどんな色?」のテーマ曲やBGMまで含む全10曲の譜面が出来上がりました!
今までテーマ曲などの譜面はありましたが、ほんのちょっとしたBGMまでは譜面がありませんでした。
しかし、CDの音楽を使いたいけれど、どうしてもピアノで進行しなければいけない・・・とか、本番はCDを使うけれど普段の練習はピアノでしたい・・・など、多数の先生からのご要望があり、なんとかしたいとこの度作曲家の先生に譜面を書いていただきました。

ぜひ活用してくださいね!!
「夢の色ってどんな色?」はじめ、感動の劇発表教材全12作品がラインナップ!
ダンス振付教材も充実しています。
こちらをぜひご覧くださいね!
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海外の園に広がる「夢の色ってどんな色?」
先日、オーストラリアの幼稚園の先生から「夢の色ってどんな色?」をこどもたちにさせたいのですが、英語訳はあるのでしょうか?」というびっくりするお問い合わせがありました!
なんと海外の先生から!!
もちろん考えもしなかったことですので、「今は日本語しかありませんが、少しお時間をいただけるのでしたら、読み聞かせと脚本はすぐに英語訳を作ります。それでよろしいですか?」とお返事しました。
ラッキーなことに、PETIPAの親戚にはアメリカ国籍の人がいます。
全くのネイティブの人ですので、ちゃんとこども用に、こどもが話す言葉で訳してもらいました。
早速オーストラリアの先生に訳した読み聞かせと脚本を送ったところ・・・ものすごく喜んでいただけました!
こちらが読み聞かせ分の英訳です。
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脚本も英訳が出来上がりました!
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PETIPAのこども歌劇が遠く海をこえ外国の幼稚園様に!
なんて素敵なことなのでしょう。
こどもは世界中おんなじ!日本のこどもたちにも海外のこどもたちにも「夢を持って自信を持って歩いて行こう!」というメッセージは同じように伝わると信じています。
「届きました!こどもたちと一緒に楽しく劇をさせていただきます!」と元気なお返事をいただきました。
どんな劇になるのでしょう!見られないのが残念ですが、ワクワクします!
これから先、歌も英語の歌詞をつけて発表したいと考えています。
世界中のこどもたちが劇を通して「夢を持つこと」を大切に、明るく元気に成長してほしいと心から願っています。
保育に取り入れられた方の喜びの声
毎年、年長さんにはこの作品と決めていらっしゃる園もあります。「年長さんにとってこれ以上のストーリー、作品はないんです。だから変えません!(園長談)」とのこと。年中さんも年少さんも、年長になったらこの作品をやるんだと楽しみにしているそうです。
「夢のいろ〜のストーリーが素敵すぎて・・・私、今年の年長担当なんです。昨年より見劣りするわけにはいかない。他に対抗できる作品はありますか?」と言って、相談に来られる先生もいらっしゃいました。もちろん、それぞれに違ったテーマ・良さがあります。
実際に生活発表会で「夢の色ってどんな色?」をされた園の先生方の体験と感想です。
すごく色々なことを話してくださっています。
感動ポイント・子どもたちのやる気・先生の感動したこと・保護者の方の嬉しい声・素敵なストーリー・夢を持つことの素晴らしさ・・・・などなど先生方の生の声がグッと伝わってきます!!
ぜひご覧ください。
「夢の色ってどんな色?」をされた園の先生方の感想です。
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妖精学校の卒業を卒園にオーバーラッップするように書かれた、年長さんへのエールを送る作品です。
「夢は自分が作るもの」「自分の力でかなえるもの」「夢はみんなちがう」「ちがう夢をかなえいく」
ラストのこどもたちの台詞は感動を呼びます!
「夢の色ってどんな色?」ダイジェストでご覧下さい。
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保育士M先生の心温まるお話し
暮れの忙しい時、お仕事帰りの寒い中、ばったり元年長のクラス担任だった時のK子ちゃんのお母さんに偶然会いました。
K子ちゃんはもう小学校3年生になっています。
数日前、K子ちゃんがお母さんに突然「年長さんの時に発表会でした『夢の色ってどんな色?』のDVDが見たい!」と言い出したそうです。
M先生は思い出しました。K子ちゃんのクラス担任だった時に初めて『夢の色ってどんな色?』を生活発表会で挑戦したのでした。その時にクラスのこどもたち全員に「みんなの夢は何かな?」と聞いたそうです。
K子ちゃんは「M先生みたいな保育士さんになること!」って元気に答えてくれたそうです。
お母さんは「K子は今もずっと保育士さんになる夢を持っているんですよ。」と喜んでお話してくれたそうです。
そして「K子は、あの時の『夢の色ってどんな色?』の劇がよほど楽しかったらしく、DVDを見ながら、あの劇の練習も発表会もホントに楽しかった〜!!とついこのあいだのことのように話してくれました。」とM先生にお話されたそうです。
M先生は寒い風の中でも心がぽかぽかしました!嬉しくて嬉しくて!とPETIPAにメールをくださいました。
もう4年も前のことなのにしっかり覚えていてくれて、その上にその時の「夢」というテーマがしっかりと心に残って、夢を持ち続けていてくれていること・・・本当に劇をすることの意味があったこと・・・そして、保育士でよかった!!・・と思えたと報告してくださいました。
そして、M先生の夢は・・・保育士さんになったK子ちゃんと一緒にPETIPAの研修会に参加すること!・・・だそうです。
なんて嬉しいご報告でしょう!
PETIPAの劇発表教材が「夢」を広げて、その夢がいろんな人の笑顔になり、また夢になる・・・
こんな嬉しいことはありません。
生活発表会の劇をする意義、それを懸命に育ててくださる先生、一生懸命頑張るこどもたち、応援してくださる保護者の方・・・
これからもこんな夢の広がりができるようにPETIPAは精進し続けます!!
2020年の最後の方にこんな嬉しいお話をいただきました。
「夢の色ってどんな色?」とは全く違う感動の作品「ヨーホー・たからさがし」は元気すぎる園児さんにぴったりです。
「夢の色ってどんな色?」を上演したいけれど、練習期間があまりなくて心配というお声もいただきました。
確かに発表会当日まで2週間を切る・・・くらいの期間しかない時には正直ちょっと無理だと思います。
せめて練習期間が1ヶ月以上あれば仕上げていくことは十分可能です。
そんな時にご提案したいのが「ヨーホー・たからさがし」です。
こどもたちがワクワクする「冒険もの」ですから、とっつきやすくすぐに練習に入っていけます。
実際に、ある幼稚園の先生からお電話をいただきました。
「私が病気で入院してしまっていて、年長さんの発表会の劇も決まらず、あと2週間しかないのです。そんな時に「夢の色ってどんな色?」を知りましたが、今からでも間に合うでしょうか?」と焦ってお電話をくださいました。
PETIPAからは正直に「2週間ではちょっと「夢の色ってどんな色?」を仕上げるのは無理かと思います。しかし、提案として「ヨーホー・たからさがし」という作品でしたら、頑張れば出来上がると思いますよ!」とお伝えしました。
「ヨーホー・たからさがし」が簡単、という意味ではなく、テーマ曲がイタリア大衆歌謡の「フニクリフニクラ」に歌詞をつけていることや、こどもたちが大好きな「冒険物」であることなどをお伝えしました。
2週間という期間で、新しい曲を一から覚えるのはかなり大変です。
しかし耳慣れた曲がテーマ曲であることからすぐにテーマ曲が出来上がり、演技に入っていけます。
教育的テーマも「友達が大切!」というこどもたちにもダイレクトに理解できることですから、年長さんであればスムーズに練習が進むはずです。
そのことをお伝えして、その先生は「「ヨーホー・たからさがし」をやります!」と元気にお電話を切られました。
その後・・・嬉しいことにお正月の年賀状をいただき、無事に発表会で「ヨーホー・たからさがし」をされたこと。そしてご覧になった保護者の方も感動されて泣いていらっしゃったこと。何より、こどもたちが生き生きと演じてくれて、「先生!楽しかったー!!」と言ってくれたことを報告してくださいました。
最後に「こんなに感動した発表会は幼稚園教諭になって初めてです!本当に嬉しくて嬉しくてお便りしました!」と書いてくださいました。
PETIPAは嬉しくて心の底から「よかったー!」と万歳三唱でした!!
どんな作品でも、何が何でも無理矢理させることはいけないことだと思います。
練習期間もこどもたちの事情もあります。
そのあたりPETIPAは正直にお伝えするべきだと考えています。
もちろん卒園児さんに向けて書かれた「夢の色ってどんな色?」は素晴らしい作品ですし、全国の年長さんにしてほしい作品です。しかし「ヨーホー・たからさがし」も素晴らしい作品です。
これから大きくなっていく過程で「友情」というものを劇を通して考え、みんなで一緒に作り上げることは貴重な体験になると信じています。
すでに「夢の色ってどんな色?」を上演された先生、次は「ヨーホー・たからさがし」に挑戦してください!
またきっと違った感動があると思いますよ。
こどもたちには「冒険物」ということで、とても興味が湧きやすく、飛びついてくれる作品でもありますので、こちらもご覧くださいね。
ストーリーも写真入りで説明しています。
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詳しくはこちらをご覧ください。


年長さんのダンスも大成功させたい!!
生活発表会の劇はもちろんのこと、年長さんのダンスも大成功させたいですよね。失敗はしたくありません。
かっこよく、見栄えがして、ご覧になった方からは大きな拍手も欲しいけれど、何よりこどもたちが一番楽しく生き生きと踊ってくれるダンスが披露できたら最高です。
そのためにポイントをおさえて丁寧にアップしています。
「運動会・生活発表会・数々の行事の年長さんのダンスを成功させる3つのポイント」です。
さすが年長さん!!と言ってもらえるように、音楽の選び方から指導の方法など詳しく書いていますので、画像をクリックしてぜひご覧くださいね。
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そして今回ご紹介するのは
『楽しくプチトレ』音感・リズム感アッププログラムです。
運動会や発表会のダンスや歌の練習を始めたけれど、歌になると「子供が怒鳴ってしまう!」。
ダンス以前に「手拍子や足拍子がバラバラ!」などという悩みが出てきますよね。
早く振付に入りたい、歌詞を覚えてもらいたい・・・でもそれどころではない!!
でもこの基本をおろそかにしては前に進みませんよ。
まずは基本を体験、マスターしましょう。
「音感アップ」のためには
* 歌の発声・発音練習
* 音感トレー二ング
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先生方の一番の悩みの「子供が怒鳴ってしまう。

怒鳴らないで元気に歌えるようにする指導法を研修いたします。
先生のピアノの技術には全く関係なく、こどもの音感をアップできます。
きちんと「一つの音」を出すように指導すると・・・

きっと見違えるような綺麗な歌声になりますよ!
そして、運動会の練習で先生の声がガラガラになってしまった!ということも少なくなります。
PETIPの研修では、発声練習〜応用として1〜2曲しっかり歌を仕上げて、それに簡単な振付をつけてみんなで歌い踊ります。


発表会で即役に立つ研修を「楽しく」します!
先生が楽しく自信を持って歌ったり踊ったりするとこどもたちも楽しくなってきます。
まずは正しい発声法を学びましょう。
こちらに詳しくアップしていますからご覧ください。こんな研修も丁寧にします。
https://petipa-hoikukensyuu.com/skillup/実技研修「歌」まずは発声練習から〜/
歌を歌うときは発音も大切です。
こちらに詳しくアップしていますよ。
https://petipa-hoikukensyuu.com/advice/日本語を正しく発音するためには/
先生のピアノの技術には全く関係ありません。
この教材があるから安心です。
「楽しくプチ・トレ」音感・リズム感アッププログラム (CD・DVD2枚組)

これは大手音楽教室現役講師の音楽家が作曲した歌の練習曲CD。
のべ15,000人の保育者への研修実績がある舞台・ダンスのプロが、手拍子やステップの組み合わせを考案、
リズム感をアップさせるステップダンスを収録したDVD。
先生も一緒に毎日楽しく音感・リズム感をアップさせる教材です。
画期的なプログラムが収録されています。
この教材を元に研修しますから、園に帰ってすぐに子供達と一緒に楽しく練習できます!
先生は一生懸命に指導しているつもりが強制的になってしまったり、繰り返し練習するばかりになっていませんか?
同じ練習するなら、基本しっかりありながら「楽しく」しましょう!!
先生が楽しければ、子供達も楽しいはず!!
音感アップCDの使い方

大手音楽会社の現役講師(こどもたちの講師です。)が作曲した「音感アップ練習曲」です。
楽譜1〜3が付いています。
1 まず楽譜1から練習してくださいね。
楽譜のメロディを先生が単音(右手だけ)で弾いてあげてください。
歌詞の上の段の音階で歌ってみましょう。
2 CDにはデモソングが入っています。
(現役ミュージカル俳優さんが歌ってくれています。)
CDに合わせて一緒に音階で歌ってみましょう。
3 次は歌詞の下の段「ラッタッタ〜・・・」などで歌ってみます。
発音は明確に、大きく口を開けて発音してください。
CDに合わせて歌います。
4 楽しく歌えたらCDのカラオケで歌ってみましょう。
最初は先生がピアノを弾きながらでもいいですね。
5 音階やラッタッタ〜などで楽しく歌えたら、こどもたちの好きな歌詞をつけても楽しいです!
この練習曲は一度音程から難しい4度音程・6度音程などまで発展していっています。
楽譜一番ができたら2番に進んでください。
焦らずにゆっくりと楽しみながら歌うことをお勧めします。
なんども繰り返していくうちに音程が狂ったりした時は、また最初に戻りピアノで音を確認してから歌うようにしてください。
音感はいっぺんにアップするものではありませんが、毎日少しずつでもいいので継続して歌っていくうちにきっと音感アップにつながっていくはずです。
こうしていくうちに音感が正しく付いてくるようになるでしょう。
これを活かしていくには、普段歌っている歌もこの練習法で歌いましょう。
聞き覚えて知っているからといって、いきなり伴奏に合わせて歌詞で歌ってしまうのではなく、まずは伴奏のないメロディを単音で弾いて、音を確認してから歌詞をつけて歌ってください。
音階で歌うのが難しければ、4小説くらいをゆっくりとピアノに合わせて歌詞で確認して進んでいきましょう。
リズム感アップDVDの使い方

リズム感アップDVD」に収録されているプチトレダンスは、こども達が聞き慣れた曲4曲を全て8小節単位で作っています。これで先生とこども達が楽しく踊っていくうちに8カウントが自然に身つくように作っています。
リズム感アップの第一歩はまずは8カウントを身につけることです!
1 1曲目は小さい子供がとても喜ぶプログラムです。
身体のいろんな部分をタッチしていきます。
集中力や記憶力も養えます。
2 2曲目は基本的なステップでリズムに乗っていきます。
手拍子も入ってきます。
3 3曲目は体重のかけ方です。
ダンスにおいて足のどちらにどのように体重をかけるのかはとても重要です。
しっかり学んでください。
4 4曲目はいろんなステップに挑戦です。
こどもたちが無理なくできるステップを集めました。
基本のステップを身につけるといろんなダンスに応用できます。
それぞれのダンスプログラムにはレクチャーが付いています。そのレクチャーをしっかり学んでください。
こどもたちへの指導法が身につきます。
全部の曲を一度に踊る必要はありません。
特に1曲目はこどもたちのリクエストも入れたりして遊びながらダンスをする感覚で踊ってくださいね。
DVDを見ながら先生とこどもたちと一緒に踊ってもいいですし、先生が覚えて向き合う形で踊ってもいいですよ。
4曲全部を一度に踊らなくてもいいのですよ。
1曲だけでもいいですし、1曲の中の1つのステップを好きな曲に合わせて踊ってもOKです。
曲の速さもゆっくりなのから速い曲までいろんなスピードに合わせることができたいいですね。
どんどんできるようになったら、講師の谷口のコメントなしの映像が入っていますので、先生が上手に号令をかける練習をしてみてください。これをマスターできると自信を持って人前でリズムをとって指導することができるようになります。
音感アップCDのところでも書きましたが、継続が大切です。
毎日少しずつでもいいので、楽しんで、笑顔で体いっぱい大きく使ってダンスしてください。
こどもたちは先生のする通りに真似します。
つまり先生がしっかり学び、レクチャーの通りにダンスしてくださいね。
毎日の積み重ねがきっとリズム感アップにつながっていくことでしょう。
(「リズム感アップDVD」の収録撮影の写真です。)


それも「楽しみながら!」がとても大切ですね。
先生への「指導方法」も収録されているので安心です!
自信を持って指導できますよ。

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